- 発達障害の子どもの「できる」を増やすABAメソッド
-
- 価格
- 1,760円(本体1,600円+税)
- 発行年月
- 2023年07月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784344947009
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[BOOKデータベースより]
子どもの行動がみるみる変わる!児童発達支援教室を60教室運営する著者が教えるABAメソッドとは。要求、回避、注目、自己刺激―子どもの問題行動を4つに分類して一人ひとりに合ったアプローチをしていけば発達障害の子どもの「できる」は必ず増えていく!
第1章 集団行動を求める学校、病名でカテゴライズする医師 社会の“ものさし”に苦しめられる発達障害の子どもたち
[日販商品データベースより]第2章 「どんなときに」「何をしたら」「どうなった」に着目する 子どもの行動にアプローチするABAの基礎知識
第3章 「できる」ことから始めて子どもの成功体験を増やしていく 子どもの発達を促すABAの初めの一歩
第4章 個別療育から始めて集団行動ができるようになるまでのロードマップ ABAメソッドを段階的に活用して「できる」が増えた子どもたち
第5章 子ども一人ひとりが小さな「できた」を積み重ねれば ハンディキャップがあっても社会で必ず活躍できるようになる
一人ひとりの個性に合わせた
発達障害の子どもへの接し方が分かる!
「どんなときに」「何をしたら」「どうなった」に着目!
子どもの行動にアプローチし発達を促すABAメソッドとは
発達障害の子どもが増えています。
2002年より厚生労働省が行っている「通常の学級に在籍する
特別な教育的支援を必要とする児童生徒に関する全国実態調査」によると、
2006年の時点では、発達障害の児童数は約7000人でしたが、
2019年には7万人を、2020年には9万人を超えています。
また、そのうち通級指導(通常の学級に在籍する子どもに対し
障害に応じて行う特別な支援)を受けているのは10%程度に過ぎず、
発達障害の子どもの大半が通常学級のなかで集団での学習や活動を強いられ、
必要な指導を受けられずにいるのです。
この状況に問題意識を抱いた著者は、通常学級での集団学習になじめず
行き場を失っている子どもたちに療育の場を提供しようと、
放課後等デイサービスを中心とした教室を全国に展開しています。
その教室では子どもたちの個性に合わせた療育メソッドとして
ABAを取り入れています。
ABAとは応用行動分析(Applied Behavior Analysis)のことで、
アメリカで発展してきた心理学の分野です。
ABAメソッドでは一人ひとりの子どもの行動だけではなく、
行動のきっかけと結果に着目し、その子にとって必要なことを
一つずつ確実に獲得できるように科学的なアプローチで療養していきます。
著者はABAメソッドを実践してきたなかで、子どもの行動をよく観察し、
一人ひとりの課題に合わせた適切な関わり方を続けていけば、
子どもの行動をより好ましいものに変えていくことができるといいます。
本書では、ABAメソッドについて段階を追って紹介し、
最終的に集団での学習や活動に子どもが適応できるようになるまでの
ロードマップを示しています。
発達障害と診断された子どもやグレーゾーンといわれ
集団活動に適応するのが難しい子どもをもつ家族にとって、
子どもの「できる」を増やすためのヒントとなる一冊です。