- 吾輩は英語がペラペラである ニッポンの偉人に学ぶ英語学習法
-
- 価格
- 1,650円(本体1,500円+税)
- 発行年月
- 2023年07月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784053056412
[BOOKデータベースより]
1日3語覚える、英文を方程式に当てはめる、スペルの規則を見つける。新渡戸稲造、夏目漱石、野口英世―日本にいながら英語を身につけた偉人に学ぶ、究極の英語学習法!
1 みんな知ってるこの人も英語を学んでいた!(オランダ語を学び西洋に負けない国をめざした武士 勝海舟;勉強嫌いを克服し学問の啓蒙書を出版!福沢諭吉;イギリス公使にも一目置かれた国民的政治家 大隈重信;英語はしゃべれなくてもアメリカ人に愛された実業家 渋沢栄一;「英語ができる」という理由で初代内閣総理大臣にまで出世した男 伊藤博文 ほか)
2 実はスゴイ!知られざる英語マスター(パッションを武器に幕末外交に貢献した通訳 森山栄之助;黒船に向かって「I can speak Dutch!」と叫んだ男 堀達之助;日米の架け橋となった土佐の漁師 ジョン万次郎;渋沢栄一とともに海を渡りパリ万博に参加した商人 清水卯三郎;近代日本語の成立にも寄与した「日本郵便の父」 前島密 ほか)
日本にいながら英語を身につけた偉人に学ぶ
究極の英語学習法!
***
大隈重信―テキストはアメリカ合衆国憲法と聖書
伊藤博文―毎日英字新聞を読む
新渡戸稲造―1日3語覚える
夏目漱石―英文を方程式に当てはめる
野口英世―スペルの規則を見つける
石川啄木―仲間同士で1章ずつ訳読
村岡花子―60パターンの英文を暗唱
芥川龍之介―「ながら読み」で洋書を読破 etc…
***
■「はじめに」より一部抜粋
新渡戸稲造、夏目漱石、野口英世―彼らに共通する点がわかりますか。それは、成人する前に海外への留学を経験することなく、日本にいながらにして、ネイティブ顔負けの英語力を身につけたことです。
新渡戸稲造は、日常会話をすべて英語とし、日本語を使ったら罰金というゲームを友人と行ったり、一日三つ新しい英単語を覚えれば2年で英字新聞を読めるようになるという「一日三語主義」を提唱したりと工夫を重ね、国際連盟事務次長を務めるほどの高い英語力を身につけました。英文学を研究していた夏目漱石は、英文を方程式に当てはめるという独自の科学的アプローチに挑みました。貧しい家庭に生まれた野口英世は、学歴不足を補うために英語力を磨き、アメリカ行きのチャンスを手にしました。
ほかにも、大隈重信、伊藤博文、芥川龍之介など、英語学習で一定の成果を挙げていた偉人はたくさんいます。政治や文学の世界で彼らが残した功績は歴史の授業で習いますが、英語学習に苦労していたという話は、意外と知られていないかもしれません。
本書は、そんな日本の偉人30人が実践した英語学習法をまとめたものです。彼らが生み出した独自のメソッドを体験したり、彼らが読んだ英文や書いた英文を味わったりする「やってみよう」というコーナーも設けています。
30人の偉人の中には、遭難時にアメリカの捕鯨船に助けられ、そのまま渡米したジョン万次郎や、幼少期のほとんどをアメリカで過ごした津田梅子など、英語学習に有利な環境で育った人物も一定数います。しかし、そういった例外的なケースを除いて、多くの偉人が置かれていた環境と、今日の日本を比べたら、今のほうがはるかに英語を習得しやすい環境であるはずです。彼らにできて、私たちにできないと弱音を吐くことは許されません。
さあ、30人の個性豊かな偉人による英語教室の扉を開きましょう。「こんなやり方、意味あるの!?」とツッコミたくなるような学習法もたくさんありますが、お札や教科書に載っている偉人たちも、そうやって時に失敗しながら、地道な努力を重ねて英語を習得していきました。この本が、英語学習に励むあなたの支えとなることを願っています。
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