- 民主主義の危機
-
比較分析が示す変容
- 価格
- 2,640円(本体2,400円+税)
- 発行年月
- 2023年07月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784560093580
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[BOOKデータベースより]
何が前例なきことなのか?何が起こり、何が起こりえないのか?世界的権威による診断。
1 過去―民主主義の危機(全般的なパターン;崩壊と生存の歴史;歴史の教訓―何に注目すべきなのか)
[日販商品データベースより]2 現在―何が起きているのか?(危機の兆候;考えられる原因;何に説明を求めるべきか;何が前例なきことなのか)
3 未来は?(民主主義の機能;隠密な変化;何が起こり、何が起こりえないのか)
過去数十年で最も景気が良い時に政権与党が敗北する。すべての政党がエリートを攻撃する選挙運動を展開し、選挙前よりもエリート主義的な議会が誕生する――。
最近の政治は筋が通らないことばかりだ。いったい何が起きていて、それはなぜ起きているのか。本書は、手垢のつくほど語られてきた民主主義の危機について比較分析から迫る試みだ。
徹底的に歴史とデータを洗う中で、前例なき事態がいくつか見えてくる。
ひとつは、幾多もの戦争や経済危機があったにもかかわらず、過去200年の歴史で30年間にわたって平均所得が減少したことは一度もなかったということだ。これは文明的な規模での変容と言える。
もうひとつは、伝統的な政党制の崩壊であり、弱い政党による激しい党派性だ。
ポピュリストの不満がいくら正当化されるといっても、一時しのぎにすぎない。私たちは依然として他の誰かに支配されなければならず、自分が好まない政策や法律に従わなければならないという避けがたい事実にぶつかる。「何が起こり、何が起こりえないのか」について世界的権威が掘り下げた結論!