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[BOOKデータベースより]
川端茅舎の百句
[日販商品データベースより]茅舎は虚子をどう読んだか―「花鳥巡礼」の謎
◆百句シリーズ
大好評のシリーズに川端茅舎が登場!
名句が気軽によめる
◆「花鳥巡礼」の謎
川端茅舎は高浜虚子が見出した俳人である。茅舎と虚子の関係は茅舎が作者であり、虚子が選者であった。ところが虚子が作者で茅舎が評者であった場合がある。それは「花鳥巡礼」においてである。
「花鳥巡礼」は茅舎君の俳話であって、之も亦今後当分の間続載したいと思う。茅舎君のみならず、たかし君も此種のものに筆を執るようになるかも知れぬ。この二君の如き健康が許さぬ為に雑詠句評会等にも出席出来ぬ状態にある人々の言わんと欲する処を聞きたい為に、特に両君に寄稿を需めた次第である。
新興俳句を「種も楽屋も見え透いて製造せられている」と批判しつつ、いっぽうの虚子の句は説明不能な「空気」をまとったとする茅舎の主張は、反論を拒むドグマである。このような茅舎の姿勢を、八束は「虚子礼賛、花鳥諷詠独尊というその狂信ぶりのために、当時俳壇の新詩新風に対しても、茅舎の鑑賞文は甚だしく理解と同情を欠く」と批判した。
茅舎がマグマのような何かを包蔵した作家であることは論を俟たない。「花鳥巡礼」においては、その何かが虚子の句に反応している。