ハイデガーの哲学 『存在と時間』から後期の思索まで

講談社現代新書　２７１１

講談社
轟孝夫　

• 価格: 1,650円（本体1,500円＋税）
• 発行年月: 2023年06月
• 判型: 新書
• ISBN: 9784065321300

内容情報

[BOOKデータベースより]

悪名高いナチス加担、「反ユダヤ主義」問題から、超難解で知られる後期の思索まで―「ハイデガー一筋」の研究者がすべて解明！

序論
第１章　「存在への問い」の概要
第２章　前期の思索
第３章　中期の思索
第４章　ハイデガーのナチス加担
第５章　後期の思索
第６章　ナチズムとの対決
第７章　戦後の思索

[日販商品データベースより]

「20世紀最大の哲学者」ハイデガーが生涯を賭けて問い続けた「存在への問い」とはどのような「問い」だったのか？　変容し続ける思索の跡を丹念にたどり、その最後にたどり着いた境地に迫る。また、近年「黒ノート事件」によってスキャンダルを巻き起こした悪名高い「ナチス加担」がいかなる哲学的見地からなされ、そしていかなる理由からナチス批判に転じたのかについても徹底的に解明する。「道であって作品ではない」――ハイデガー哲学の魅力と魔力を余すところなく捉えた力作。