柴田勝家

織田軍の「総司令官」
中公新書　２７５８

中央公論新社
和田裕弘　

• 価格: 946円（本体860円＋税）
• 発行年月: 2023年06月
• 判型: 新書
• ISBN: 9784121027580

内容情報

[BOOKデータベースより]

織田家随一の重鎮として信長の信頼が厚く、北陸方面軍司令官に任じられた柴田勝家。だが本能寺の変により運命は暗転する。主君の弔い合戦で後れをとり、織田家後継を決める清須会議で羽柴秀吉の独断専行を許す。最後は賎ヶ岳で秀吉との決戦に敗れて自害した。「勇猛だが不器用で無策」と評されるなど、勝家には後世作られた負のイメージが根強い。信用しうる同時代史料を中心に事績を検証し、「悲運の名将」の実像に迫る。

第１章　尾張時代
第２章　近江時代
第３章　越前時代
第４章　本能寺の変と清須会議
第５章　賎ヶ岳の戦い
終章　勝家王国の崩壊

[日販商品データベースより]

織田家きっての重鎮ながら、信長没後の争いで秀吉に出し抜かれた敗者のイメージが強い柴田勝家。良質な史料から名将の実像に迫る。