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[BOOKデータベースより]
第1章 桜草 平成十七年〜二十一年
[日販商品データベースより]第2章 蛸釣 平成二十二年〜二十四年
第3章 金メダル 平成二十五年〜二十七年
第4章 母のこと 平成二十八年〜令和元年
第5章 古希の宴 令和二年〜四年
◆第一句集
海ほほづき鳴らして母を待つ夕べ
多様な美智子さんの俳句世界を貫いているのは母性なのではあるまいか。その赴くところは人間にとどまらない。
序・河原地英武
◆自選十二句
空いてゐる神より拝み初詣
向き合うて夫と体操初日さす
引き馬の腹に馬虻唸りづめ
風光る単車飛び出す島フェリー
海ほほづき鳴らして母を待つ夕べ
花桐の風の中なる寝釈迦仏
靴干して蜥蜴の脱皮見てゐたり
蛸探る海の底まで糸垂らし
蛸盛つて島の還暦同窓会
つけて寝る運動会の金メダル
冴ゆる夜や駅に妹待つ気配
凩や牛舎の灯影揺れどほし