- 東大生のジレンマ
-
エリートと最高学府の変容
光文社新書 1260
- 価格
- 924円(本体840円+税)
- 発行年月
- 2023年06月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784334046675
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[BOOKデータベースより]
東大と東大生が転換期を迎えている。花形だった官僚志望は激減。就職先としても、外資系コンサルやITが人気を集める。加えて目を引くのが、この10年で倍増した休学者と、起業する卒業生の急増だろう。定型化された「エリート」志向に疑問を抱く東大生たちは、進んでそのレールから外れるようになっている。周囲や社会の期待を背負うからこそのジレンマ。その苦悩に目を向けることで、「失われた30年」来の日本社会に通底する不調の構造も見えてくる。休学・起業の当事者である東大生や卒業生はもちろん、実情をよく知る教授陣へのインタビューも収録。東大の激変と、その背後で進行する社会の変容を、現場の声をもとに多角的に分析する。
序章 変わる東大生(「大企業に行きたいとは思わなかった」―新卒・鈴木大雅さんの場合;「自分の創造性で人をハッピーにしたい」―キャディCEO・加藤勇志郎さんの場合 ほか)
第1章 休学する東大生(1年休学して漁村へ、「人間が変わった」と言われる体験味わう―岩永淳志さんの場合;「今までとは違い、自分の意志で動いてみたかった」―佐藤美乃梨さんの場合 ほか)
第2章 起業する東大生(人間を超える言語AIを日本語に特化―ELYZA・曽根岡侑也さんの場合;大学3年で起業、挫折を経て東証グロース上場―アイデミー・石川聡彦さんの場合 ほか)
第3章 東大生のジレンマ(渡辺努(経済学研究科教授、株式会社ナウキャスト創業者)―変わる東大生の意識、課題は親の昔流の価値観;松尾豊(工学系研究科教授、日本ディープラーニング協会理事長)―優秀な学生ほど起業する世界標準に近づいてきた ほか)