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[BOOKデータベースより]
歳を取ろうとしているわたしははたして聡明になったのだろうか。幸福になったのだろうか。『人、中年に到る』から十三年、七十歳を迎えた著者が、記憶とは、信仰とは、秘密とはと、そっと自分に問うてみた。書下ろしエッセイ!
老年にはなったけど…
[日販商品データベースより]忘却について
記憶について
読むことについて
書くことについて
蝸牛のごとき勉強について
音楽について
詩作について
犬について
幸運と若干の後悔
スープと復讐
もう一度行きたい、外国の街角
秘密について
病について
信仰について
死について
1953年生まれの著者は今年、70歳になった。
「これまでは老人見習いのような感じであったが、これからは本格的に『高齢者』の域に突入する。(中略)そこで現在自分が人生観、世界観(というとあまりに厳粛な感じがするので、そういいたくはないが、要するに毎日の普通の心構え)を整理して纏めておきたい。」(巻頭「老年にはなったけど…」より)
「忘却」「記憶」「読むこと」「書くこと」「勉強」「音楽」「詩作」「犬」「幸福と若干の後悔」「スープと復讐」「もう一度行きたい、外国の街角」「秘密」「病」「信仰」「死」など、「老年」に身近な多彩なテーマを、そっと自らに問うている。
「この本はとてもリラックスして書いた。(中略)『人、中年に到る』と同じように、手元に何も資料など置かず、思いつくままに、好き勝手に筆を進めたわけで、書いているのが愉しかった。」(巻末「対話風の後書き」より)
エッセイ集『人、中年に到る』刊行から13年、「歳を取ろうとしているわたしは、はたして聡明になったのだろうか、幸福になったのだろうか」。映画、文学、漫画、演劇、料理など各分野を網羅する著述家による、書下ろし作品。