- 貧困女子の世界
-
- 価格
- 880円(本体800円+税)
- 発行年月
- 2023年06月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784299043924
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[BOOKデータベースより]
恋愛経験のない処女が風俗勤務し、女子大生がソープランドの個室でオンライン授業を受け、シングルマザーが「パパ活」で生活費を稼ぐ―止まらない国民の貧困化。最大の「被害者」は若者と女性だ。停滞する賃金、上がり続ける税金と学費。女子大生は風俗で働くことを半ば強制され、単身中年女性はカラダを売っても生活できない状況まで追い込まれた。「貧困女子」という言葉が一般化しておよそ10年。本書は彼女たちの告白に耳を傾け続けてきた著者による記録の集大成である。
第1章 新型コロナとネオン街の貧困世界
[日販商品データベースより]第2章 女子大生の貧困世界
第3章 熟女の貧困世界
第4章 非正規女子の貧困世界
第5章 シングルマザーの貧困世界
第6章 高齢女性の貧困世界
停滞する賃金、止まらないインフレ、そして世代間格差――。働いても働いても貧困から脱出できない若年層の女性たち。彼女たちのリアルな現実は、主要メディアではほとんど報道されることはない。未成年売春、ホス狂い、風俗、虐待、奨学金……過酷な境遇にある女性たちの生き様を『東京貧困女子。』などの著書があるノンフィクションライター・中村淳彦氏が活写する。