この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- Cloud on the 空き家
-
価格:2,475円(本体2,250円+税)
【2025年07月発売】
- あなたの名
-
価格:2,145円(本体1,950円+税)
【2025年07月発売】
- あのころの僕は
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2024年09月発売】
- 小説 こんにちは、母さん
-
価格:748円(本体680円+税)
【2023年07月発売】
- 冬の伽藍
-
価格:1,100円(本体1,000円+税)
【2002年06月発売】
[BOOKデータベースより]
「おとなになっても苦しいままだったら、どうする?」喘息の一息一息の、生と死のあわいのような苦しさ。その時間をともに生きた幼い姉と弟―。弟の春彦が若くして死を選んでから十年、姉の環も、父と母も、悔いと悲しみを胸に抱きながら、たがいに語ることなく生きてきた。環の十五年ぶりの喘息発作をきっかけに、喪失を抱えたこの家族のあいだをあたらしい風が流れはじめる…。
[日販商品データベースより]息をひとつ吸い、またひとつ吐く。生のほうへ向かって――。喘息の一息一息の、生と死のあわいのような苦しさ。その時間をともに生きた幼い日の姉と弟。弟が若くして死を選んだあと、姉は、父と母は、どう生きたか。喪失を抱えた家族の再生を、息を繋ぐようにして描きだす、各紙文芸時評絶賛の胸を打つ長篇小説。新潮新人賞受賞作「わからないままで」を併録。注目の新人、初めての本。