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(特定)個人情報保護委員会委員長の5年間を綴る。欧州委員会との「十分性相互認定」の実現経緯など、個人情報保護法制の進展における貴重な記録。
序章 データ保護機関を提唱・運用して
第1章 情報通信の進展とプライバシー・個人情報保護の展開
第2章 個人情報保護委員会の設置と役割―小さな委員会の大きな実績(第1部)
第3章 個人情報保護委員会の設置と役割―小さな委員会の大きな実績(第2部)
第4章 日EU間の個人データの円滑な移転実現への道程と今後の課題
第5章 日EU間の十分性相互認定と地球規模の自由な個人データ流通論
第6章 AI/IoT時代のプライバシー・個人情報保護の新課題
第7章 地方公共団体における個人情報保護国際環境変化認識の重要性
初代個人情報保護委員会委員長による回顧録
特定個人情報保護委員会・個人情報保護委員会の初代委員長である著者が、創設の経緯やその後の個人情報保護法制の進展、EUとのあいだで実現した十分性相互認定などの成果について関係者への謝意とともに書き記す。