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- ミュージック・ヒストリオグラフィー どうしてこうなった?音楽の歴史
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ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス
松本直美- 価格
- 2,200円(本体2,000円+税)
- 発行年月
- 2023年06月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784636101164
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[BOOKデータベースより]
バロック時代のバッハ、古典派のモーツァルト、ロマン派の幕を開けたベートーヴェン…音楽史を少しでも習ったことがある人には馴染みのある時代区分や作曲家の名前。肖像画とセットで思い浮かべる人や、「伝記を読んだことがある!」という人も多いはず。けれど、よく見ると“音楽史”には日本史や世界史ではありえない、おかしな点がたくさんあるのです。どうしてこうなった?そして、音楽史はこれからどう書かれるのか?本書では過去から現在までの「音楽史の書かれ方」を振り返り、新たな視点でアップデートし続ける音楽史の最前線をご案内します。
1 音楽史、この珍妙なるもの―「肖像画」と「伝記」と「年表」のお話(音楽家の肖像画;音楽家の伝記;音楽史の年表)
[日販商品データベースより]2 音楽史、その歴史を探る―「音楽史の今昔」と「名曲神話」を追って(音楽史の今昔(前編);音楽史の今昔(後編);名曲神話(前編);名曲神話(後編))
3 音楽史の明日を考える―視座の変化と共に更新される音楽史(音楽を解釈するということ;音楽史が教えてくれること(前編);音楽史が教えてくれること(後編);変わりゆく音楽史;音楽史の将来)
音楽史学(=ミュージック・ヒストリオグラフィー)で読み解く、まったく新しい音楽史の世界!
バロック時代のバッハ、古典派のモーツァルト、ロマン派の幕を開けたベートーヴェン……音楽史を少しでも習ったことがある人には馴染みのある時代区分や作曲家の名前。肖像画とセットで思い浮かべる人や、「伝記を読んだことがある!」という人も多いはず。
けれど、 よく見ると“音楽史”には日本史や世界史ではありえない、おかしな点がたくさんあるのです。
どうしてこうなった? そして、音楽史はこれからどう書かれるのか?
本書では過去から現在までの「音楽史の書かれ方」を振り返り、新たな視点でアップデートし続ける音楽史の最前線をご案内します。
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「ヒストリオグラフィー」とは、英和辞典では「歴史学」あるいは「修史(歴史書を編纂すること)」と定義されていることが多いようですが、実際のニュアンスは少し違います。これは元々、ヒストリー(history=歴史)と グラフィー(- graphy=書くこと)が合わさってできた言葉で、そのものずばり「歴史を書くこと」を意味しました。そして近年では「歴史がどのように語られてきたのか、これまで歴史家が過去の出来事をどのように解釈し、どのように評価してきたのか」を論じる学問を指す言葉となっています。この本でこれから展開していくのは、まさに音楽についての「ヒストリオグラフィー」的考察なのです。(本文より)
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