- アマミゾの彼方から
-
- 価格
- 1,650円(本体1,500円+税)
- 発行年月
- 2023年06月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784876160679
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[BOOKデータベースより]
家に戻ると、ジューとアンマが門で、しゃがんでいた。もみがらを置き、ウジクサを加え、その上にオキビ(木の燃えかけ)をのせて、くすぶらせていた。これで、冷たい海の上を、七日間歩いてきた父さんの足を温めるのだ。僕は、ジューとアンマと一緒に、火が消えないように、夜遅くまでオキビを、足し続けた。(第4章父さんと会って/「シバサシのお祭り」より)。
[日販商品データベースより]奄美の海で、嵐に遭い、父が行方不明になった。
その時から、言葉を失い、心が壊れてしまった少年が、シマでの生活のなかで、少しずつ立ち直っていく再生の物語。
物語は奄美大島の伝統的な祭りを軸に、ノロやユタ、ケンムンなどが登場し、「生と死」、神様を身近なものとして生活のなかに豊かに取り込む精神世界を時々に織り交ぜながら、印象深く進んでゆく。