[BOOKデータベースより]
いちばんこわいのは、おばけ?それとも…空想の渦に巻き込み巻き込まれてふたりどこに行き着く?
[日販商品データベースより]あなたのこわいものはなんですか?
学校からの帰り道、2人の男の子が「こわいもの」を言い合っています。
病院の屋上、のぼりだけのエスカレーター、つりばし……。
それよりもっとこわいのは――?
2人の想像は、宇宙の果てから地底瑚まで広がります。
そして、大きく広がった想像の世界でたった2人きりになった感覚を味わった時、隣にいる友だちの存在が、あたたかく、大きく感じられてくるのです。
あなたのこわいものはなんですか?
作者の村中李衣さんは、子育ての場やお年寄りの施設、病院、刑務所などあらゆる場所で、絵本の「読みあい」を実践しています。
「読みあい」とは、絵本を介して、その場にいる人の心がつながりあう体験です。
誰にでも、頭の中で何度も思い描く「こわいもの」があります。 それをいっしょに想像して、「だいじょうぶ」と手をつないで進んでくれる人がいたら、どんなに勇気が出るだろう?――そんな思いからこの絵本が作られました。
本書を使った「読みあい」の場では、読後に自分のこわいものを打ち明ける子、「だいじょうぶ」と声をかける子の姿が見られ、その場はあたたかい空気に包まれます。
心のつながりを感じられる絵本です。
※※※帯コメントをご紹介します※※※
「こわがりの人も こわいもの知らずの人も ほら、よく考えて」
(京極夏彦氏)
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ちょっとわかりにくい絵本です。
犬が苦手な子のお話でしょうか。
犬より怖いものの連想ゲーム、現実感を超えて想像の飛躍が、子どもの発想のようでなるほどと思いました。
子どもたちは、究極の絶体絶命の危機を想像し合った上で、現実の世界に戻ってきました。
通り道を塞いだ怖い犬は、リードでつながれてはいるようです。
だいじょうぶ、だいじょうぶ。
でも、こんな子どもたちがいたら、犬の飼主さんが配慮してあげてくださいね。
手を握りあった二人の友情に拍手です。(ヒラP21さん 70代以上・千葉県 )
【情報提供・絵本ナビ】