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[BOOKデータベースより]
「現実」との‘格闘’を生み、「現実」を‘変える’。フロイト・ラカン、ドゥルーズ・ガタリの主題化―最後期のフッサールにおける、フロイトからの影響、そしてフロイトの「思想」を限定した在り方で展開することに基づく独特な「生」の立場、さらには独特な「普遍主義」についての主張を踏まえるならば、「現代思想」をめぐり、さらにどのようなことが言えるのか?そしてどのようなことが展開できるのか?「精神分析」VS反「精神分析」という視点から問う。
第1篇 フロイト(フロイトを、どのようにとらえるか?;フロイトの基本的「思想」その1;フロイトの基本的「思想」その2;フロイトの最終的「思想」をめぐって)
[日販商品データベースより]第2篇 ラカン(ラカンを、どのようにとらえるか?;ラカンの基本的「思想」その1;ラカンの基本的「思想」その2;ラカンをめぐる問い)
第3篇 ドゥルーズ(ドゥルーズを、どのようにとらえるか?;ドゥルーズへの問い;『アンチ・オイディプス』への問い;その後のドゥルーズを、どのようにとらえるか?)
第4篇 ガタリ(ガタリを、どのようにとらえるか?;ドゥルーズ、そして、ガタリ;「制度的精神療法」からの出発:「社会」をつくり出すことに向けて;「エコゾフィー(生態哲学)」の展望)
〜フロイト・ラカン、ドゥルーズ・ガタリ〜
現代思想家の中からフロイト・ラカン、ドゥルーズ・ガタリについて、「精神分析」VS 反「精神分析」という視点から問う。本書では四人の基本思想をあえてくどくどしい書き方で行う。そのうえでそれぞれに「問題提起」を行う。そうした「問題提起」について、各篇ではそれぞれの思想家の基本思想の紹介を繰り返し述べる。その背景の一つとして、講義において学生への「基本が大事」という思いを込めた教材として著した。もう一つの背景は、「思想」を担う者にありがちな「うわ滑り」を避けることを意図した。こうしたことに基づき、四人の思想家について一定の在り方で、「際立った」主張を中心に、次のことを願いながら検討した。幾分なりとも「現実」との格闘を生み、「現実」を変える。そして本書におけるフロイト・ラカン、ドゥルーズ・ガタリの主題化は次の問いに基づく。拙著『現象学の再生』(2018年) において述べた、最後期のフッサールにおけるフロイトからの影響、そしてフロイトの思想を限定した在り方で展開することに基づく独特な「生」の立場、さらには独特な「普遍主義」についての主張を踏まえ、「現代思想」をめぐってどのようなことが言えるのか、 そしてどのようなことが展望できるのかを「問題提起」する。