- 渋沢栄一
-
道徳をもとに日本の近代化を進めた
まほろばシリーズ 11
- 価格
- 660円(本体600円+税)
- 発行年月
- 2023年04月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784905410713
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[BOOKデータベースより]
新一万円札の“顔”渋沢栄一は、その功績から日本近代化の父と称され、今なお多くの人に慕われています。経済発展に尽くした栄一がめざしたのは、道徳に根ざした、誰もが分け隔てなく、豊かに暮らすことのできる社会の実現でした。本書は、子どもたちにも読みやすく、やさしい文章で綴っています。
1 母・ゑいの教え
[日販商品データベースより]2 尊皇攘夷の志士になる
3 徳川慶喜との出会い
4 パリでみた合本主義
5 明治新政府での改革
6 実業界への転身
7 三菱財閥(岩崎弥太郎)との戦い
8 青い目の人形
9 栄一の最後の志事
長く一万円札の「顔」をつとめた福沢諭吉は、令和6年(2024)、ついにその座をあけ渡すことになりました。その人物とは、渋沢栄一、本書の主人公です。
渋沢栄一は、日本初の株式会社をつくり、五百の企業を設立しました。東京ガス、清水建設、JRなどは、みなさんも目や耳にしたことがあるでしょう。これらは渋沢栄一が、設立に関わったもので、今でもその多くが存続しています。
渋沢栄一の功績はこれだけにとどまりません。一橋大学、日本女子大学、二松學舍大学など60を超える学校や、聖路加国際病院、日本赤十字社など600を超える社会事業団体の設立にも関わっています。こうした功績を称え、「日本近代化の父」と呼ばれています。
栄一は「論語と算盤」(道徳を根本に、経済をつくっていくこと)を信条に日本の近代化を進めてきました。そこには、若い頃に刻まれた身分制度による苦い記憶と、母の願いが強く残っていたからです。
逆境の中でも道徳を貫き行動し続けていった渋沢栄一の生涯を伝えることで、読者のみなさんの強い心の支えになってくれることを願ってやみません。