[BOOKデータベースより]
がっこうにいってかえってくると、うちにはだれもいません。いちにちじゅうたいくつです。でも、もうだいじょうぶ。あるひ、ねこがうちにやってきたんです。
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うちのねこは、おすましさん。呼んでもこないし、抱いてあげようとすると逃げる。でも、知らんぷりすると、こっそり近づいてきて、追いかけてきて、私のまねばかりする。ドアのうしろにかくれても、クローゼットに中にかくれても、ねこは私のまねばかり。洗濯物を干すときも、花のにおいをかぐ時も、ねこはずっと私のそばにいて、いつも私のまねばかり。だから、うちに誰もいなくても、私はちっとも退屈しない。私の友だちはねこしかいないし、ねこの友だちは私しかいない。でも……。でも、今日からは……。私がねこのまねをしなくては。学校から帰ってきてもいつも一人ぼっち。そんな退屈していた女の子のところに、ねこがやってきたことで、あっという間に楽しい毎日を過ごすようになる愛らしい絵本。そっくりなポーズをとるねこの姿といったら! でも、女の子はまねをされるだけじゃ終わりません。今度はねこのまねをすることで、外へと一歩踏み出す、小さな勇気をもらうのです。どこか懐かしくも新鮮に感じる、韓国を代表する絵本作家のひとりクォン・ユンドクの絵。私とねこ、ふたりだけの世界。そしてねこと一緒に踏み出す新しい世界。女の子のまねをするねこ、ねこのまねをする女の子。それぞれの景色を、表情を、それは魅力的に描き出してくれるのです。
(絵本ナビ編集長 磯崎園子)
ねこのともだちはわたしだけで、わたしのともだちもねこだけ…でもいいじゃない!こんな素敵な関係を築けるねこちゃんとの生活に憧れます。どうしてねことしか友達でいなかったのかは書いていませんが、最後は思い切って外にでる!というシーンも勇気が伝わってきてよかったです。(ままmamaママさん 40代・埼玉県 女の子11歳、女の子7歳、男の子5歳、女の子2歳)
【情報提供・絵本ナビ】