[BOOKデータベースより]
あなたはよつばをみつけたことある?もんしろちょうからきいたよつばのひみつのおはなし、こっそりおしえてあげる。
[日販商品データベースより]どこかの国の小さなおうち。
そのお庭のすみっこのできごと。
しろつめくさの子どもたちが、毎日楽しく遊んでいました。
ところが、ある日。
「あたしたち、みんな さんまいよ」
「なんで きみだけ ちがうの?」
自分だけ葉っぱの数が四枚だと言われてから、よつばの子はその違いを気にし始めます。
気づけば、いつもひとりぼっち。
でも、もんしろちょうに、
「あら、あなたの はっぱ、かわいい。おはなみたい」
とほめられ、よつばの子は、勇気を出して、水鏡に映った自分の姿をはじめて見てみました。
(ああ、とっても かわいい)
葉っぱの枚数の違いなんて、頭の中から消えていました。
「わたし、この よつばが すき」。
みんなの前で心からそう言えたよつばの子には、あたたかな笑顔がうかんでいました。
すると、ふしぎなことに、よつばの子のまわりにどんどん友だちが集まってきて、笑顔の輪が広がっていったのです――。
そのまんまの自分を好きになることの素晴らしさを伝える、とっておきの一冊です。
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(絵本ナビ編集長 磯崎園子)
とても優しいお話でした。
主人公の四つ葉が、葉っぱが四枚であることを理由に皆から避けられてしまいます。
でも四つ葉は、もんしろちょうの言葉をきっかけに、それを優しい形で克服します。
読んでいて、こんな解決の仕方があるのかと感動しました。
これなら誰も傷つけずにすみます。
自分自身のことも好きでいられます。
年齢や所属、性別に関わらず、全ての人に読んでもらいたい一冊でした。
(めむたんさん 40代・岡山県 男の子22歳)
【情報提供・絵本ナビ】