- 災害の記憶を解きほぐす
-
阪神・淡路大震災28年の問い
新曜社
関西学院大学震災の記録プロジェクト 金菱清ゼミナール- 価格
- 2,640円(本体2,400円+税)
- 発行年月
- 2023年04月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784788518124
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[BOOKデータベースより]
震災に終わりはないねん…涙、夢、笑い、後悔、葛藤。心の奥深くに眠っていた言葉にならない感情が動き始める。不条理と苦難のなかを手探りで生きてきた阪神・淡路大震災の28年をほぐす。
1 ご遺族のその後(愛娘の遺骨を抱いて、夢がつなぐ絆;双子のライフイベントに見出した“ツイン”ソウル)
[日販商品データベースより]2 震災障害者の問いかけ(震災で抱えた障害の唯一無二の痛み;震災障害者の明るさの由来と記憶の鮮明さ)
3 震災の忘却と記憶(幼少期のトラウマが守った“楽しい”震災の記憶;大きな出来事の風化と小さな記憶の発見)
4 復興課題とコミュニティ(商売と生活を立て直す戦略―自力復興した洋食店主のライフストーリー;「公」と「私」の交錯の先に見えた震災の教訓―行政職員の経験した葛藤と苦難;仮暮らしの「20年問題」―借上復興住宅のコミュニティ実践)
阪神淡路大震災でわが子を亡くし、障害を抱え、家や店を失った人々が、学生の問いかけに応えて言葉を紡いだライフストーリー。復興と繁栄を急いだ都市の底に沈んだ記憶をほどき、当事者の孤独や負の感情、災害の不条理をどう語り継ぐかを再考させる。
*阪神淡路大震災の地元大学で行った大学ゼミ活動の論集。
*四半世紀後の被災地・神戸で、震災を知らない学生が当事者にインタビューし、伝える。
*東日本大震災の震災記録の実績をもとに、日本の震災史を遡る。