[BOOKデータベースより]
「デジタルアイデンティティ」こそビジネスの核心だ。
「個人が複数のアイデンティティをポートフォリオ運営していく時代へ」(尾原和啓)(Web3時代のデジタルアイデンティティとは?;「正解主義」から「修正主義」へ。アイデンティティの作られ方が変わってくる ほか)
「揺らぐアイデンティティを取り戻し、新しい公共圏を構築するヒントは日本の『間』の文化にあり」(武邑光裕)(アイデンティティの活用で問われる、公共圏とプライバシーの行方;デジタルアイデンティティ=自己表現 ほか)
「現実世界を前提とした議論の限界とその先を行く仮想世界」(岡嶋裕史)(デジタルアイデンティティはすでに日常に遍在している;デジタル空間では「私を私だと証明すること」が現実世界より難しい ほか)
「デジタルアイデンティティを安心して預けられるのは行政だという信頼を」(沢しおん)(安心して行政にデジタルアイデンティティを預けられるのか?;ふるさと納税、2拠点生活とデジタルアイデンティティ ほか)
見落とされているデジタルアイデンティティ
これからの日常生活においてもビジネスにおいても不可欠な存在になりそうなのが「デジタルアイデンティティ」。ビジネストレンド情報誌「DIME」では、メタバースのようなデジタル空間の拡大、Web3をはじめとした新しい働き方や経済圏が生まれるにつれて、ますます重要なキーワードになっていきそうな「デジタルアイデンティティ」に注目。GAFAなどのビッグテックに情報を独占されてしまう未来なのか、国家や行政が主導すべきなのか、AIの進化で何が起こるのか、各分野の識者の提言を元にこれからのデジタルビジネスの核心に迫ります!
IT評論家 尾原和啓
Web3時代のデジタルアイデンティティとは?
メディア美学者、「武邑塾」塾長 武邑光裕
アイデンティティの活用で問われる、公共圏とプライバシーの行方
『メタバースとは何か』『Web3とは何か』著者、中央大学国際情報学部教授 岡嶋裕史
デジタルアイデンティティはすでに日常に偏在している
自治体DX推進アドバイザー、小説家 沢しおん
行政に安心してデジタルアイデンティティを預けられるか?
【編集担当からのおすすめ情報】
ビジネトレンド情報誌「DIME」でAI、メタバース、Web3といったバズワードをテーマにした特集を作る中で感じた違和感。表層的なトレンドをみているだけでわからないし、目立つようなキーワードではないが、それら全ての根底にあり、これからのビジネスを考えた時にすべての企業にとって他人事でないもの、それが「デジタルアイデンティティ」ではないか。そんな思いからこの分野に精通した識者の皆さんを取材、まとめたのが本書です。それぞれ異なる視点からのデジタルアイデンティティの活用に関するアイデアや分析、活用のアイデアを語っていただきました。目から鱗の情報盛りだくさんでお届けします!