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[BOOKデータベースより]
今よみがえる鳥羽の秀学。人間を追い求め、学問を突き詰め、伊勢志摩を愛した政治学者の軌跡。
第1章 その知的形成と学問研鑽
[日販商品データベースより]第2章 政治の実践経験
第3章 日本政治史の研究
第4章 明治憲法体制の解釈
第5章 政治心理学と政治文化論
第6章 民主社会主義運動の実践
第7章 民主社会主義の発展と戦後知識人批判
第8章 憲法改正と安全保障問題
第9章 伊勢志摩と中村政治学
おわりに 中村菊男の人と思想
今よみがえる鳥羽の秀学
人間を追い求め、学問を突き詰め、伊勢志摩を愛した政治学者の軌跡
中村菊男は民主社会主義を唱えているが、既存の社会主義のイメージはまったくない。
日本でよくみかける感情的議論や党派的主張とは無縁である。小泉信三に代表される慶應の自由主義の伝統を意識し、自由の抽象的論議でなく、時事問題について、学問的知見に拠って現実主義的見解を次々に表明していた。
本書を著すきっかけは、そうした実践的学者の中村が中道左派の(保守的)ねじれを解明する鍵となると考えたからだ。
中村菊男の活動は、民主社会主義の名のもとに保守を含む多様な議論を受け入れることにつながった。本書では、中村菊男という人物を通して、中道左派の現実主義的知識人の活動を解明していきたい。