[BOOKデータベースより]
対等に融合しシナジーを高め合う「日本型M&A」のすすめ。
プロローグ 瀕死の学研を救ったのはM&Aだった
第1章 どん底での社長就任
第2章 M&A前哨戦―全国47都道府県の進学塾を確保せよ
第3章 V字回復への道―M&Aの光と影
第4章 M&Aを成功させる17の原則
第5章 4年目の落とし穴―経営の手綱を締め直す
第6章 日本の「学研」から世界の「Gakken」へ
670万部の「学習」「科学」を失った学研は、いかにして危機を克服したのか。M&Aを活かした事業創造の最高の教科書。
野中郁次郎氏・推薦
経営者の確かな戦略とやり抜く力(GRIT)がいかに大切かを、本書ほど雄弁に語っている本はないだろう。
対等に融合しシナジーを高め合う「日本型M&A」のすすめ
M&Aは、産業界全体にもっと浸透していい経営戦略だ。特に日本の場合、少子化による人手不足や事業継承者不足、低成長、外資との競争といった複数の問題を抱えている。そのために、長年培ってきた技術やノウハウやブランドが消失したり、海外へ流出したりするのはあまりにも惜しい。それを食い止める手段としても、M&Aは有効なはずである。(中略)
かつて私がM&Aについて学ぼうとしたとき、財務や法務について詳しく書かれた本はあっても、実際の現場で何が行われているのかまではわからなかった。自身が現場で経験してみると、実はそこでのやりとりにこそ、成否を決するもっとも大事な要素が含まれていることを知った。その生々しい現場の声をお伝えすることで、「日本型M&A」に対する理解を深めていただくことが本書の狙いである。より良い形でのM&Aの成立に多少なりとも貢献できるなら、ひいてはそれが日本の産業界の活性化につながるなら、著者として望外の喜びである。(「プロローグ」より)
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 組織の経済学
-
価格:3,520円(本体3,200円+税)
【2019年12月発売】