シュッツの社会科学認識論

社会の探究が生まれるところ

晃洋書房
高艸賢　

• 価格: 7,150円（本体6,500円＋税）
• 発行年月: 2023年03月
• 判型: Ｂ５
• ISBN: 9784771036949

内容情報

[BOOKデータベースより]

社会科学が知を生み出すことはいかにして可能か。シュッツの社会理論を手がかりに、学問の前提を問い直す。ベルクソン、フッサール、ウェーバーの３人を知的源泉とするシュッツ。「生」と「認識」の関係を問う彼の問題意識を、現代に継承する。

第１章　序論―生と認識の問題
第２章　先行研究の検討
第３章　シュッツ科学論の思想史的位置
第４章　前科学的な生の次元へ―シュッツのベルクソン受容
第５章　体験からの疎隔としての社会科学―『社会的世界の意味構築』を読む
第６章　生世界概念の導入―生成から世界への内属へ
第７章　多元的現実と意味領域
第８章　間主観的探究としての社会科学―レリヴァンス、相対主義、価値自由
第９章　理解社会学の論理―事例研究とは何か
第１０章　結論

[日販商品データベースより]

現象学から社会科学を考える
ベルクソン、フッサール、ウェーバーの3人を知的源泉とするシュッツ。「生」と「認識」の関係を問う彼の問題意識を、現代に継承する。
社会科学が知を生み出すことはいかにして可能か。シュッツの社会理論を手がかりに、学問の前提を問い直す