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[BOOKデータベースより]
「倍率信仰」を問い直す―「教員採用試験」の歴史社会学。教員採用試験の倍率は「教員の質」なのだろうか?1940〜1950年代の法制度と運用実態の検証を通じて、教員採用試験の導入・普及過程を明らかにする。
序章 問題設定:「教員採用試験」のはじまりを描く
[日販商品データベースより]第1章 試験はいらない?:法解釈の変遷
第2章 推薦から試験へ:東京都
第3章 大都市から地方へ:文部省の「行政指導」と富山県
第4章 地方における普及:鹿児島県
第5章 大都市と郡部の県内格差:兵庫県
第6章 試験なき教員採用の模索:島根県
第7章 有資格者不足という困難:青森県
終章 結論:教員採用制度の形成と「動的相互依存モデル」
教員免許更新制度の見直しなど、教員採用制度改革の議論のためにも必読の書!
教員採用は、法制度上では「競争試験」(志願者間の相対的判定)ではなく「選考」(志願者個人が一定の基準に適合しているかを判定)により行われると定められているが、その運用実態は、試験成績の相対的判定に基づく合否決定という「選考試験」による量的統制が行われている。このような法規定と運用実態のずれはなぜ生じてきたのか。戦後日本における教員採用制度の形成過程について、選考試験導入の先行自治体(東京都・富山県)と後続自治体(鹿児島県・兵庫県・島根県・青森県)を事例にした実証研究をもとに解明を試みる。