- 樋口一葉の世界
-
- 価格
- 2,860円(本体2,600円+税)
- 発行年月
- 2023年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784595323928
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[BOOKデータベースより]
樋口一葉の文学世界
[日販商品データベースより]「萩の舎」以前の一葉と樋口家の人々
「萩の舎」入門
一葉における無常の認識
小説家への道
習作期から「武蔵野三部作」へ
作品発表の新たな舞台
『都の花』と『文学界』への登場
下谷龍泉寺町時代
本郷丸山福山町時代の文学開花
博文館とのつながり
さまざまな可能性
『たけくらべ』を読む
『通俗書簡文』と、現実への回路
一葉文学の達成域
樋口一葉の「人と文学」の両面から、その全体像の把握を目指している。古典と近代の過渡期を体験した一葉は、短い人生の中で、日本文学史の大きな節目を提示している。一葉がどのような文学的な意欲を、どのような文体で実現したのかは、完成作品としての一葉の短編小説の中に実現されているが、一葉の残した和歌・日記・雑記・書簡などにも焦点を当てて、一葉文学の深層を読み解き、わかりやすく解説する。文学ジャンルや時代性、同時代の文学者との交流や相互の影響など、多角的な視点から、一葉文学の魅力と達成に触れてみたい。