[BOOKデータベースより]
なんだかむずむずくすぐったい。こんなきぶんははじめてだった。もしかして…ぼくのこと、すきなのかな?
[日販商品データベースより]授業中、隣の席の女子が「すてき」と、つぶやいた。え、それってぼくのこと!? 言われてみれば、ぼくってけっこうステキかも? でも、ステキって、どういうことだろう…? 思春期一歩手前の男子の気持ちを生き生きと描く。小学校中、高学年は、自分の外見を気にしたり、異性からどう見られているのかを意識し始めたりする微妙な年頃です。異性を意識して自分のいいところを探したり、桜の美しさに触れて心を揺さぶられたりする少年の感受性を丁寧に描いた絵本です。
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「すてき」授業中に隣の席の女の子が、ぼくを見てつぶやいた。え、それってぼくのこと? ぼくがステキってこと?ぼくが、ステキだって?すごく変な気分。ぼくのことを好きなわけでもないみたいだし。でもよく見たら、ぼくってけっこうステキかも。ステキって、なんだろう? どういうことだろう?よくわからないけど、いい言葉だってことはわかる。うん、今日もいい朝だ。ぼくは……。「すてき」の一言で気持ちを大きく揺さぶられる男の子。とまどいながらも、ステキの意味を必死に考え、前向きに捉え、いつの間にかステキな自分のことを好きにもなって。まだ思春期が来る前の、子どもらしい心の中の葛藤をユーモラスに愛らしく描き出すこの絵本は韓国から。不器用ながら、でも大事な事に気づくことができたその瞬間。彼に見えている世界も少し広がったのかな。
(絵本ナビ編集長 磯崎園子)
ステキな勘違いでした。
でも、ちょっとした思い違いで、胸をときめかせた時があったことを思い出しました。
いきなり「ステキ」なんて言われたら、舞いあがってしまいますよね。
反対にネガティブな言葉を思い違いしてしまったら、思い切り落ち込んでしまうに違いありません。
何がステキなのか、思わせぶりな言い方の怖さを感じつつ、自意識についても考えたりしてしまいました。
でも、相手が桜なら仕方ないですね。(ヒラP21さん 70代以上・千葉県 )
【情報提供・絵本ナビ】