- 明治四年・久留米藩難事件
-
- 価格
- 2,200円(本体2,000円+税)
- 発行年月
- 2023年02月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784863292635
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 勝海舟から始まる近代日本
-
価格:2,200円(本体2,000円+税)
【2019年12月発売】
- キムの十字架 新装版
-
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2022年08月発売】
- 敗走千里
-
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2022年12月発売】
- 敗走千里 復刻版
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2017年06月発売】
[BOOKデータベースより]
明治新政府によって闇に葬られた重大事件の全貌に迫る!!明治初期、神風連の変、秋月の変、萩の変、西南戦争など全国的な反政府事件の前駆的な事件であったにもかかわらず、「大楽源太郎事件」「二卿事件」「久留米藩内の内紛事件」として細分化されてきたのはなぜか。第二維新を叫ぶ士族草莽らの拠点となった“久留米藩”に光をあてた画期的な一冊。
第1章 幕末期・久留米藩の特殊性―金鉱山と洋船を保有していた(久留米藩の成り立ち;幕藩体制下の九州の事情 ほか)
[日販商品データベースより]第2章 明治四年・久留米藩難事件(小河真文;水野正名 ほか)
第3章 事件後の反政府事件―西南戦争をへて自由民権運動へ(今井栄と久留米海軍;久留米海軍生みの親・今井栄 ほか)
第4章 事件現場を歩く(大楽源太郎殺害現場;もう一つの殺害現場、豆津浜 ほか)
明治2年、戊辰戦争が終結した後、明治新政府(官軍)の中心であった長州藩の中で正規軍以外の諸隊(奇兵隊など)として参加した兵士たちは、藩に尽力したにもかかわらず何の手当もなく切り捨てられた。この脱藩兵士たちの中で統率力のあった大楽源太郎を中心に多くの兵士たちが、親交のあった久留米藩に潜入、反新政府勢力として反乱を画策。これを匿った久留米藩を明治新政府が弾圧しようとした事件が〈久留米藩難事件〉である。従来その全容が未解明だったが、西南戦争まで各地で勃発した反政府行動の嚆矢となった事件の、全容に迫った労作。