- 追跡税金のゆくえ
-
ブラックボックスを暴く
光文社新書 1242
- 価格
- 946円(本体860円+税)
- 発行年月
- 2023年02月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784334046491
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[BOOKデータベースより]
67兆円。この金額は過去最高額を更新した2021年度の税収だ。近年、税収は右肩上がりで、それに合わせて私たちの租税負担率も上がっている。では、集められた税金は無駄なく活用されているのか。そんな素朴な疑問から取材を始めてみると、そこには愕然とする現実が横たわっていた。一般社団法人を介した“中抜き”を黙認する政府。政府も内訳の詳細が分からない五輪予算。コロナ禍におけるゼロゼロ融資の不正利用。孫の小遣いとなる中山間地域への補助金。使われぬまま放置される巨額の基金―。増税という選択肢を取る前に、こうした状況を改善する必要があるのではないか。約3年にわたって粘り強く取材を続けてきた若手新聞記者が、税金の無駄遣いの実態を克明に記す。
第1章 官僚も黙認する中抜き―一般社団法人という隠れみの(一般社団法人に集まる公金;巧妙な合法的“中抜き”の実態)
第2章 ブラックボックスの五輪予算―うま味だらけの人件費単価(内部文書が示唆するオリンピック予算の闇;契約書に付随する驚愕の人件費単価)
第3章 バラまかれたコロナ支援金の行方―ゼロゼロ融資、病院支援の副作用(ゼロゼロ融資のモラルハザード;コロナ禍を機に国公立病院が黒字化する理由)
第4章 地域のしきたりが搾取する公金―遊興費へと消える消防団員の報酬と農業補助金(団員の報酬は団のモノ?;孫の小遣いとなる中山間地域の補助金)
第5章 名ばかりのワイズスペンディング―膨らむ防衛費と積み上がる基金(杜撰なコスト管理のまま防衛費は2倍に;高く積み上がる野ざらしの基金)