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[BOOKデータベースより]
高麗茶碗は、朝鮮半島で焼成され、日本に持ち込まれた日用雑器のなかから、茶の湯に用いる茶碗として見立てられたことに端を発する。茶会記での初見は天文6年(1537)で、その後わびの茶風が流行しはじめると、次第にその受容は増していった。そして、江戸時代初頭の17世紀には、異国へ茶陶が注文されはじめ、高麗茶碗も多くの種類と数が舶載された。素朴な作行きで、今なお茶人のこころを魅了する各種茶碗を紹介し、その特徴とみどころを語る。
第1章 見立ての高麗茶碗(狂言袴茶碗 銘 藤袴―愛知・徳川美術館蔵;礼賓三島茶碗 銘 四皓―三重・諸戸財団蔵;三島桶茶碗―愛知・徳川美術館蔵 ほか)
[日販商品データベースより]第2章 注文品の高麗茶碗(御所丸茶碗 古田高麗;御所丸茶碗 銘 藤田―大阪・藤田美術館蔵;御所丸茶碗 銘 由貴―大阪・湯木美術館蔵 ほか)
第3章 茶人好みの高麗茶碗(狂言袴茶碗;御本雲鶴茶碗―東京・五島美術館蔵;御本立鶴茶碗 銘 宇禰野 ほか)
〈「茶碗の教科書」「茶碗図鑑」として、末永く愛される啓蒙書〉
〈いつも手軽に書棚から引き出せる待望の「茶碗」シリーズ、完結〉
1碗につき3頁から4頁を割き、今まで掲載されることが少なかった側面や見込みなどの写真も掲載し、最新の研究成果を踏まえ、明解な作品解説(茶碗の特徴・茶の湯との関係など)と法量や伝来・付属品、箱書などの詳細な情報とともに、次世代へ伝えたい茶碗たちの魅力を余すことなく紹介します。刊行最終巻となる第二巻は、その素朴な作行きで今なお茶人たちの心を魅了し続ける数多の高麗茶碗の中から、伝世する選りすぐりの110碗を取り上げ、分類別にその特徴と見どころを語ります。