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徳間文庫 徳間時代小説文庫 か56ー1
徳間書店 神家正成
点
わずか五千石の小藩ながら、江戸幕府から大大名同様の扱いを受けた喜連川藩。その陰には二人の姫の存在があった。足利公方家のひとつ小弓公方の家に生まれ、美しく武芸にも優れた足利嶋子。父の逝去によりわずか九歳で古河公方となった足利氏姫。豊臣秀吉による関東・奥州仕置、家康の幕藩体制強化。権力者による大きな危機を乗り越え、小藩存続に尽力した姫たちの「女子の戦」。
天なのじゃ。名は天のために捨てるものじゃ――下野国喜連川藩。わずか五千石の小藩が、なぜ十万石の大名同様の扱いを受けたのか?秀吉、家康…権力者から国を護った、足利の血を引く姫たちの戦。文芸評論家・細谷正充氏絶賛!満を持してという言葉が相応しい作品だ。史実の内側に、熱いドラマを創り上げ、歴史を動かしてみせた。それをやってのけた神家正成が、優れた歴史時代小説作家であることを、証明しているのである。(解説より)小弓公方の家に生まれ、美しく武芸にも優れた足利嶋子。だが関白豊臣秀吉の小田原攻めで北条方についた夫の塩谷惟久は出奔。仕置のため宇都宮に来た秀吉に、足利家再興を願い出た嶋子に、その聡明さを認めた秀吉は、嶋子を側室として迎え入れる。一方、父の逝去によりわずか九歳で古河公方となった足利氏姫は、お家復興を願う嶋子の弟、足利国朝に嫁ぐ。だが国朝は病死。氏姫はその弟である頼氏と再婚し、喜連川家誕生の架け橋となった。豊臣秀吉による関東・奥州仕置、関ヶ原の戦いに勝った家康の幕藩体制強化。ふたつの大きな危機を乗り越え、小藩存続に尽力したふたりの姫の「女子(おなご)の戦」。【目次】序 章 皐月の風第一章 晩秋の扇第二章 籠中の鳥第三章 鞍馬の狐第四章 浪速の夢第五章 女子の戦第六章 紅蓮の炎終 章 皐月の空 解説 細谷正充
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[BOOKデータベースより]
わずか五千石の小藩ながら、江戸幕府から大大名同様の扱いを受けた喜連川藩。その陰には二人の姫の存在があった。足利公方家のひとつ小弓公方の家に生まれ、美しく武芸にも優れた足利嶋子。父の逝去によりわずか九歳で古河公方となった足利氏姫。豊臣秀吉による関東・奥州仕置、家康の幕藩体制強化。権力者による大きな危機を乗り越え、小藩存続に尽力した姫たちの「女子の戦」。
[日販商品データベースより]天なのじゃ。名は天のために捨てるものじゃ――
下野国喜連川藩。
わずか五千石の小藩が、なぜ十万石の大名同様の扱いを受けたのか?
秀吉、家康…権力者から国を護った、足利の血を引く姫たちの戦。
文芸評論家・細谷正充氏絶賛!
満を持してという言葉が相応しい作品だ。
史実の内側に、熱いドラマを創り上げ、歴史を動かしてみせた。
それをやってのけた神家正成が、優れた歴史時代小説作家で
あることを、証明しているのである。
(解説より)
小弓公方の家に生まれ、美しく武芸にも優れた足利嶋子。
だが関白豊臣秀吉の小田原攻めで北条方についた
夫の塩谷惟久は出奔。
仕置のため宇都宮に来た秀吉に、足利家再興を願い出た嶋子に、その聡明さを
認めた秀吉は、嶋子を側室として迎え入れる。
一方、父の逝去によりわずか九歳で古河公方となった足利氏姫は、お家復興を願う
嶋子の弟、足利国朝に嫁ぐ。
だが国朝は病死。氏姫はその弟である頼氏と再婚し、喜連川家誕生の架け橋となった。
豊臣秀吉による関東・奥州仕置、関ヶ原の戦いに勝った家康の幕藩体制強化。
ふたつの大きな危機を乗り越え、小藩存続に尽力したふたりの姫の「女子(おなご)の戦」。
【目次】
序 章 皐月の風
第一章 晩秋の扇
第二章 籠中の鳥
第三章 鞍馬の狐
第四章 浪速の夢
第五章 女子の戦
第六章 紅蓮の炎
終 章 皐月の空
解説 細谷正充