[BOOKデータベースより]
口の中を出発した列車は、「食道トンネル」を急降下して「胃袋駅」へ―。食事の大切さ、消化の仕組みが楽しく分かる!
[日販商品データベースより]小児科医の監修のもと制作した、楽しみながら体の仕組みや食事の大切さが分かる絵本です。「お口に入ったごはんは、どこに行くんだろう?」男の子が不思議な列車に乗って、自分の体の中を大冒険。ジェットコースターのような「食道トンネル」や、長い長い「小腸線」、そして細菌同士の戦いが繰り広げられている「大腸本線」など、スリル満載の列車旅をお楽しみください。
大好きなたまごやき、うーん、おいしい!でもこのたまごやき、食べちゃったら、いったいどこへ行くんだろう……?「知りたければ、今すぐこの列車に乗ってくださーい!」パパの合図で走り出したのは「からだたんけんれっしゃ」。口に入った食べ物がどうなるのか、体の中を探検します。「くちのなか」駅でたまごやきを荷台に載せたら、いよいよ出発進行!まず列車は「しょくどうトンネル」を真っ逆さま、ジェットコースターみたいに通過。辿り着いたのは「いぶくろ」駅です。不思議な液体が降る駅、荷物が全部ドロドロになるまで2時間以上も停車するって!もうたまごやきであったことすら、わからない……。続く「しょうちょうせん」「かんぞうターミナル」駅、「だいちょうほんせん」と、この先どんな探検が待っているのかな?いざ子どもに説明するとなると難しい、消化や排泄のしくみ。列車に乗って体の中を進んでみると、その流れ、とってもわかりやすいのです。経路もイラストで示されているので、今、自分の体のこのあたりかな?なんて想像してみるとさらにおもしろい!食べたものがどんなふうに分解されるのか、体の機能や細胞、さまざまな菌がどんな働きをしているのか。知るほどに不思議で、体がまるでワンダーランドのように感じられます。くちのなか駅を出発したたまごやきは、最後はうんちとなって終点に到着、そしてトイレへーー!ああスッキリ、楽しかったな!からだたんけんれっしゃは年中無休、いつでも動いていることが健康のあかし。列車の運行が自分の体調を知る大切なバロメーターになることも、絵本を通して子どもたちに伝えていきたいなと思います。
(絵本ナビライター 竹原雅子)
食べ物は、食べた後身体の中でどうなるの?そんな疑問にこたえる一冊です。某こどもむけ通信教材でこの手のお話をたくさん読んだり映像で見たりしているので我が子たちにとってはあまり目新しい内容はなかったのですが、絵本として楽しいものでした。(ままmamaママさん 40代・埼玉県 女の子12歳、女の子8歳、男の子6歳、女の子3歳)
【情報提供・絵本ナビ】