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[BOOKデータベースより]
序章 問題の所在
[日販商品データベースより]第1章 理論的枠組み
第2章 保育不全感の内的感知:1歳児保育の難しさに焦点を当てて(研究1)
第3章 保育不全感に及ぼす実施運営上の条件の影響:1歳児のトラブルへの運営上の課題から(研究2)
第4章 保育不全感のとらえ直し:保育のねらいとのズレに焦点を当てて(研究3)
第5章 遊びの構成と教育的瞬間の感知:1歳児保育における「絵本の読み聞かせ」を支える専門性(研究4)
第6章 長期的な育ちのとらえと教育的瞬間の感知:構えの形成と保育目標というリソース(研究5)
第7章 個の把握と構えが支える優先性の即応的判断:1歳児の食事場面における援助に焦点を当てて(研究6)
第8章 優先性の即応的判断に見られるプランと状況のリソース(研究7)
第9章 総括的討論
繊細さとダイナミックさが入りまじる保育者の専門性の発現を、言葉と理論の世界に引き込み、とらえたい。
保育者の援助は、多くは言語化されないままにある保育者の意図や子ども理解が複雑に入り組んだ中で、目の前にいる子どもに応じ、かつ、その場の個別の状況と全体の状況に応じて瞬時になされる。
そしてその瞬時のやりとりの中で、保育者は子どもの思いの多くを言葉以外の様子からも感じ取り、仮説的に行為し、さらにその仮説を修正しながら援助行為の調整を行っている。
保育者の専門性という、果てしない問いへの一研究者の挑戦。