- 教育大国シンガポール
-
日本は何を学べるか
光文社新書 1238
光文社
中野円佳
- 価格
- 924円(本体840円+税)
- 発行年月
- 2023年01月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784334046453

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[BOOKデータベースより]
国を挙げて教育政策に力を注ぎ、国際学力テストではつねに上位にランクイン。諸外国からの教育移住の多い国としても知られるシンガポール。5世帯の1世帯が外国人の住み込みメイドを雇っており、共働きしやすい国というイメージもある。今や日本が見習う国のように見えるが、はたしてすべてがうまくいっているのか。夫の赴任に伴い、5年間を現地で暮らした教育社会学の研究者・ジャーナリストである著者が、取材やインタビュー調査などを通じて、シンガポールの教育システムの実態を報告。激しい教育競争、習い事競争、教育熱と、母親たちの葛藤・試行錯誤を追う。日本の近未来ともいえるシンガポールを通し、日本のミドルクラスの共働き家庭がぶつかるであろう課題や教育の今後を考える。
第1章 教育優等生のシンガポール?(教育を止めないシンガポール;迅速なオンライン対応 ほか)
第2章 もう1つの教育競争―グレート化する習い事(教育に実用性を求めてきたシンガポール;学力以外をめぐる競争 ほか)
第3章 「教育役割」の罠(シンガポールの「ワーク・教育・バランス」は?;「家事外注大国」の両立問題 ほか)
第4章 「教育と仕事の両立」とジェンダー平等(家庭での役割と、経済のための女性活用による二重役割;女性のほうが家事をしている時間が長い ほか)