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[BOOKデータベースより]
組織のなかで「進歩」を日々追求する技術者たちが、その負の側面をも直視し、専門の壁を超えて論じあう場があった。「技術はどうあるべきか」開発現場からの問いを社会へ開いた70年。
第1章 公害と対峙する(現代技術史研究会の誕生―星野芳郎;水俣病を追う技術者―宇井純)
[日販商品データベースより]第2章 真の技術のあり方を求めて(九州で現技史研と出会う―佐伯康治;「地味な勉強を」と入会―井上駿;金属材料の研究者として―井野博満)
第3章 技術を生かし、社会を支える(「ラジオ少年」から技術者に―松原弘;「インドネシア仕様」のNGO活動家―田中直)
第4章 「人間のための科学技術」をめざす(思想性を大事に―猪平進;理工学部からジャーナリストに―天笠啓祐)
第5章 原子力と向きあう(母の足跡をなぞる―坂田雅子;憧れのエンジニアに―廣瀬峰夫;模型少年が技術者に―後藤政志)
大量生産と大量消費につきすすんだ戦後。産業や国家からの要求にこたえ、効率化と「進歩」を追求する技術者は、
その負の側面も日々目撃することになる。続発する公害、人間の疎外と管理、経済格差の拡大??。経済発展に沸く時代のなか、みずから手がける技術の功罪を問い、「人間のための技術」を論じあう場があった。
専門性や組織の壁を越え、思想の地下茎をつないだ「現代技術史研究会」の実像を、メンバーの歩みとともに語る。