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[BOOKデータベースより]
一九四五年八月一五日を転機として、国連憲章、日本国憲法を基礎とした「地球時代」が始まった。たしかに歴史はジグザグだ。戦争はあり、差別も貧困も残されている。だからこそ、核兵器を禁止し、平和憲法を活かさなければ、日本と世界の未来はない。
第1部 地球時代とその課題認識(地球時代の教育課題―二一世紀を展望して;地球時代とその教育―平和・人権・共生の文化を;地球時代へ向けて―人権・子どもの権利と平和の文化を ほか)
[日販商品データベースより]第2部 地球平和憲章への歩み(戦争と教育、そして平和へ;改憲とは「国のかたち」を変えること―自民党改憲案と安倍内閣の執念;地球平和憲章を創ろう ほか)
第3部 平和への思想(民主主義と平和と教育―民主教育研究所創立三〇年記念に寄せて;丸山眞男の平和思想―地球平和憲章の理念を深め運動を拡げる視点から;憲法九条と幣原喜重郎―憲法調査会会長高柳賢三・マッカーサー元帥の往復書簡を中心に ほか)
終わりに 目の前の戦争
ウクライナ戦争、北朝鮮のミサイル連続発射、台湾……それらにかこつけて、9条では平和は守れない、防衛費をGDP比2%に引き上げ、敵基地攻撃能力を持つべきだと喧伝されている。
果たしてそうなのか。「戦争」の危機に対抗するのは軍備なのか。核戦争と気候変動をも考えると、私たちはいま、まさに人類と地球の危機に立ち会っている。
どうすればよいのか。本書は、前のめりにならず、あらためて第二次世界大戦以後の歴史をふまえ、国連憲章、日本国憲法の理念を再確認し、今日の時代を〈地球時代〉の視点からとらえ直すことを提起する。
ーーーーー
著者は、第二次世界大戦の終結を転機として、「反ファシズムと人権・民主主義・平和への努力、植民地の解放を求める価値観の転換を基軸とする〈人類と地球の再発見時代・地球時代〉の始まり」と捉える。だがいま、「コロナ禍の広がり、ウクライナ戦争、地球環境の悪化は深刻である」。
このとき拠るべきものは何か。「国連憲章、ユネスコ憲章、核兵器禁止条約、そして平和憲法をこそ生かさなければ日本も世界〈地球〉の未来もない。非戦、非核、非武装、非暴力の〈平和に生きる権利〉こそ豊かに根づかせねばならない。〈戦争と抑圧の文化と教育〉は〈平和と解放の文化と教育〉に変わらなければならない」(本書「まえがき」より)。
鋭い問題意識をもとに研究・分析を重ねてきた著者の強靭な思索がよくうかがわれる力作。
「今こそ地球平和憲章の出番だ、さもなくば世界と地球は終わりだと思う。絶望せず、希望を失わず!」(「あとがき」より)。