- 話の終わり
-
- 価格
- 1,980円(本体1,800円+税)
- 発行年月
- 2023年01月
- 判型
- B40
- ISBN
- 9784560072455
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 宵闇の鳥のささやき
-
価格:1,188円(本体1,080円+税)
【2025年06月発売】
- スター作家傑作選〜愛は試練の先に〜
-
価格:1,190円(本体1,082円+税)
【2025年06月発売】
- おひとりさま日和
-
価格:748円(本体680円+税)
【2023年09月発売】
- おひとりさま日和 ささやかな転機
-
価格:770円(本体700円+税)
【2024年09月発売】
- 死ぬまでに行きたい海
-
価格:935円(本体850円+税)
【2025年02月発売】
[日販商品データベースより]
書くことをめぐる無二の長編
「翻訳の仕事をしていると、たまに「自分が今までに訳したものの中で一冊だけ自分が書いたことにできるなら何か」と質問されることがある。そんなとき、私はいつだって「『話の終わり』!」と即答してきた。それくらい私にとっては愛着の深い作品だ」(本書「訳者あとがき」より)
語り手の〈私〉は12歳年下の恋人と別れて何年も経ってから、交際していた数か月間の出来事を記憶の中から掘り起こし、かつての恋愛の一部始終を再現しようと試みる。だが記憶はそこここでぼやけ、歪み、欠落し、捏造される。正確に記そうとすればするほど事実は指先からこぼれ落ち、物語に嵌めこまれるのを拒む――
ミランダ・ジュライなど下の世代の作家にもファンの多い「アメリカ文学の静かな巨人」デイヴィスの、代表作との呼び声高い長編が待望の復刊! デイヴィス作品三か月連続刊行第一弾。