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[BOOKデータベースより]
世界内戦と貧困化の時代に、暴力(テロ)を根源的に考える。1972年連合赤軍事件の衝撃から半世紀。産業労働者の階級脱落化による経済的貧困やアイデンティティ危機による暴力、頻発する無動機大量殺傷。そして山上徹也による安倍晋三銃撃事件。いま世界は、剥き出しの暴力の時代を迎えている。この時代に生まれた我々が読むべき必読の一冊。
序章 観念の廃墟
[日販商品データベースより]1 自己観念
2 共同観念
3 集合観念
4 党派観念
終章 観念の浄化
補論1 68年ラディカリズムの運命 『テロルの現象学』以後三十年
補論2 観念的暴力と象徴的暴力 ユートピアの現象学へ
世界内戦と貧困化の時代に、暴力(テロ)を根源的に考える。
1972年連合赤軍事件の衝撃から半世紀。産業労働者の階級脱落(デクラセ)化による経済的貧困やアイデンティティ危機による暴力、頻発する無動機大量殺傷。そして山上徹也による安倍晋三銃撃事件。
いま世界は、剥き出しの暴力の時代を迎えている。この時代に生まれた我々が読むべき必読の一冊。
『テロルの現象学』の観点から無視しえないのは、安倍暗殺における自己観念の暴力、反抗的テロリズムの重層的な意味だろう。山上徹也に「現実的世界喪失」は認められても「観念的自己回復」の過程は存在しないかのようだ。(…)日本社会という死んだような「平穏の孤島」にも、遠からず政治的激動の一時代は到来するだろう。(本書「あとがき」より)