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[BOOKデータベースより]
「儒教資本主義」「儒教主義的福祉国家」―西洋中心主義への対抗として個人主義(自由主義)に対する家族主義の見直しとして、いま「儒教」が注目されている。しかし、そもそも儒教が説くとされる家族主義とは何なのか?本当に東アジアとは「儒教社会」なのか?東アジアが大きく変動した近世から近代の、制度、法、家族、実践に鋭く焦点を当て中国、日本、朝鮮、台湾、琉球そしてベトナムの多様な「家族主義」とジェンダー構造、その変容に迫ることで再構築と脱構築を繰り返してきた「儒教」と私たちの「家族」の未来を展望する。
東アジアの家族主義を歴史化する
[日販商品データベースより]第1部 多様な儒教化―東アジアの近世(家にかかわる儒教の教義について;儒教の「普及」と近世中国社会―家族倫理と家礼の変容;朝鮮の親族制度に対する儒教の影響―マルティナ・ドイヒラーによる再考察;近世日本の刑法と武士道儒教―忠孝を中心に;儒教思想の日本的受容と職分観念―性別役割に注目して ほか)
第2部 脱/再構築される儒教―近現代アジアの家族の変容(日本の民族慣行と儒教―支配・村・家の変化;朝鮮大家族論を再考する―朝鮮時代における戸の構成と家長権を通じた考察;娘たちがつくった祠堂―現代ベトナム村落における儒教と逸脱;娘たちの反乱―現代韓国社会における女性と宗中財産;墓のない故郷へ―現代中国における「家」の機能)
親族構造・文明化・近代化―世界的視野における「儒教社会」
「儒教資本主義」「儒教主義的福祉国家」〓〓西洋中心主義への対抗として個人主義(自由主義)に対する家族主義の見直しとして,いま「儒教」が注目されている。しかし,そもそも儒教が説くとされる家族主義とは何なのか?本当に東アジアとは「儒教社会」なのか?東アジアが大きく変動した近世から近代の,制度,法,家族,実践に鋭く焦点を当て,中国,日本,朝鮮,台湾,琉球そしてベトナムの,多様な「家族主義」とジェンダー構造,その変容に迫ることで,再構築と脱再構築を繰り返してきた「儒教」と私たちの「家族」の未来を展望する。