- 弟子・藤井聡太が教えてくれた99のこと
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- 価格
- 880円(本体800円+税)
- 発行年月
- 2022年12月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784569902791
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[BOOKデータベースより]
負けてもめげないのが本当の好調。歳を取っても物分かりがよくなる必要はない。悔しがるのも全力の藤井。シンプルな思考力には遠回りがない。自分の未熟さを認めてこそ次のステップに進める。師匠が、弟子とともに成長していくためのヒントを明かす。
序章 過去を想う師匠、未来を見つめる弟子
[日販商品データベースより]第1章 藤井の活躍に“五十歳にして立つ”
第2章 藤井聡太の思考法とは?
第3章 人生、いつも悔しがってきた
第4章 AIで地頭が鍛えられる
第5章 必要のない経験はない
第6章 天才と秀才がいた空間
藤井聡太氏は棋聖、王位、叡王、竜王、王将と立て続けに五冠を制覇し、五回の防衛戦を含めてタイトル戦十連勝という前人未 到の記録を打ち立てた。
公式戦で六連敗していた豊島九段にも圧勝を重ねて苦手意識を完全に払いのけた。
もちろん、それまでも盤石の安定感だったが、変化といえば、以前に比べて持ち時間に対する意識が変わったことだろう。それまでは時間不足によって追い込まれることが多かった勝負が、一分将棋に入る前に一、二分時間を残すようになったのだ。わずかな時間ですが、読みの速度が尋常ではない藤井氏の場合、その一、二分が勝敗を左右する。さらに、どんな戦法に対しても逃げずに受け入れる姿勢が、弱点を作らず地力をつけることにつながっている。修正能力が高いため、同じ相手に一回は負けても、二回、三回と負けることはない。番勝負で圧倒的な強さを見せる所 以だ。
大勝負で次々に強豪を倒して実績を積み上げてきた経験によって、精神的にも落ち着きと風格が備わってきた。わずか二年間で人はこれほど成長できるのか、と驚くばかりだ。
五冠という肩書だけではなく、高校生から将棋一筋の社会人となり、第一人者としての自覚が芽生えてきた、と著者は語る。
人はいくつになっても成長できる。成長の機会は師匠や周囲の人間が用意できるものではなく、本人の意志と不断の努力によってもたらされる。藤井氏の場合、その意志と努力は「この上なく将棋が好き」「もっと強くなりたい」という気持ちに支えられている。
単行本刊行時に無冠の七段だった藤井が五冠に成長する、その源泉の思考法に触れられる一冊。
●何気ないことでもこだわれば勝機はある
●人生には勝ちしかない
●弟子たちの存在そのものが「師」である
●練習は本番のように、本番は練習のように
●非効率的な勉強法が成長のヒトになる
●一流ほど負けて悔しい勝負を数多く経験している