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[BOOKデータベースより]
トランプタワーを買い占めた日本人。「イトマン事件」はじめあらゆるバブル経済事件で暗躍し、ただひとり生き残った男と狂乱の時代を描く傑作評伝!
マムシの鬼録
[日販商品データベースより]赤貧時代
仕立て屋から街金へ
成り上がり
「アイチ」ビジネス
巨万の富
事件と裏社会の交差点
絵画ビジネス
つわものたちの夢のあと
戦後最大の経済事件
泡沫景気の終焉
生き残ったマムシの財産
トランプタワーを買い占めた日本人。
トランプタワーを買い占め、ジャパンマネーの力を世界に見せつけたその男は、バブルという時代を牽引し、そしてただひとり生き延びた。街金融アイチ会長、森下安道。洋服の仕立屋からのし上がり、貸付総額1兆円超のノンバンク・アイチを率いた彼は、ゴルフ会員権というビジネスモデルを考案、さらに世界の絵画取引に売って出て、世界的オークション会社の個人筆頭株主にまで名を上げた。
その繋がりは政界から暴力団まで幅広く、桁違いの資金力に、時のバブル紳士たちも惹きつけられた。「蝶ネクタイの会社乗っ取り屋」「兜町の風雲児」「地上げの帝王」…・・・森下は彼らの裏で「イトマン事件」をはじめ数々の経済事件に関わりながら、ただひとり時代のあだ花で終わることなく生き残った。まさに彼こそはバブルの王様と呼ぶに相応しい。知られざるその生涯を通じて、狂乱の時代を総括する。
【編集担当からのおすすめ情報】
著者の森功氏は、『許永中 日本の闇を背負い続けた男』『平成経済事件の怪物たち』など、バブル期を題材にしたノンフィクション作品を描いてきました。そのなかで最後にして最大の大物といえる存在が、本書の主人公である森下安道氏です。 生前の森下氏と親しく、その資金力と人となりを間近に見てきた著者だからこそ書けた、バブル・ノンフィクションの集大成的作品といえるでしょう。