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マガジンハウス新書 011
マガジンハウス 玉置妙憂
点
親、伴侶、きょうだい、そして自分自身の「最期のとき」について、考えるのはいつかではなく今!「超高齢多死時代」の生き方と逝き方。
序章 コロナ禍から考える、人の一生(余命3カ月の患者にも影響を与えた、新型コロナという禍い;「考えなくてもいいこと」「考えても答えの出ないこと」 ほか)第1章 どうする!?問題山積みの終末医療(延命治療をどこまでするか、しないかを話し合う「人生会議」;病院や施設で死ぬことができない日が、近い将来やってくる ほか)第2章 「家族の最期」と「自分の最期」(在宅で家族を看取るために、しておくべきこと;「こんなことで困っています」と、自ら声を上げなければダメ ほか)第3章 「死」への恐怖にどう向き合うか(人はなぜ「死」を、こわいと思うのか;生まれたときから、「最期のとき」は決まっている!? ほか)第4章 最期を迎える前に、人間関係の整理をする(ゆるやかに死に向かいつつ、それまでの人間関係を手放してゆく;「穏やかに最期を迎えてほしい」というのは周囲の価値観の押しつけ!? ほか)第5章 「最期のとき」を心穏やかにする、スピリチュアル・ケア(「超高齢多死時代」の日本に必要なスピリチュアル・ケア;誰の心の奥底にも存在している、スピリチュアル・ペイン ほか)
親、伴侶、きょうだい、そして自分自身――「死」について考えることで「生」を知る看護師・僧侶が伝えたい、逝き方と生き方日本は世界でも有数の「超高齢社会」です。でも、その意味や深刻さを正確に理解している人は少ないのではないでしょうか? 総人口の中で65歳以上の人口が占める割合を「高齢化率」といいます。この数字が7%を超えると「高齢化社会」、14%を超えると「高齢社会」、21%を超えると「超高齢社会」です。ちなみに、日本が「高齢化社会」になったのは1970年のことでした。その24年後の1994年には「高齢社会」に、そのわずか13年後の2007年には「超高齢社会」にと、日本の高齢化はすさまじいスピードで進みました。そして、2021年には29.1%まで上昇し、日本は人口の約3割が65歳以上という“超高齢大国”になりました。さらに死亡数でいえば、これからおとずれる2040年には「1年で166万の人たちが亡くなる」と試算されています。20秒に1人が死んでゆく「超高齢多死時代」がやってくるのです(ちなみに2021年の死亡数は、143万9809人/「厚生労働省」調べ)この数字を見て、皆さんは何を感じますか? 日本の将来を見据えて国が勧めているのは、「在宅で死ぬこと」です。「自宅で最期を迎える」というと、「なるほど、そのほうがいいかも」「やっぱり住み慣れた場所で最期を迎えたいよね」などと思う方もいるでしょう。しかし国の本音は違います。身もふたもない言い方になってしまいますが、年間166万という多くの人々を病院で看取るのは医療経済的に無理。だから国は「在宅死」を勧めているのです。とはいえ、これまで「病院で亡くなる」「病院で看取る」のが当たり前だったのに、いきなり在宅死にしようと言われても制度などのハード面、マンパワーなどのソフト面が十分に追いついていきません。そして何より「逝く人」「看取る側」の心の準備ができていません。その結果、あちこちで困りごとやひずみが噴出しているというのが現状です……。(「まえがき」より抜粋)「延命治療」「在宅ひとり死」「介護離職」……問題山積の終末医療、「超高齢多死時代」の逝き方と生き方を考える一冊。● 余命3カ月の患者にも影響を与えた、新型コロナという禍い● 死ぬ場所や死因に果たして意味はあるのか● 人間は一人で生まれ、一人で死んでゆく● 延命治療をどこまでするか、しないかを話し合う「人間会議」● 「病院介護」と「在宅介護」のメリットとデメリット● 家族が余命宣告を受けたら、どうすればいいのか● 「最期のとき」まで、お金からは逃げられない!? ● 現代医学に欠けている「死」の思想● 「看取る側」「看取られる側」の微妙な関係●「超高齢多死時代」の日本に必要なスピリチュアル・ケア etc.
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又吉直樹
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[BOOKデータベースより]
親、伴侶、きょうだい、そして自分自身の「最期のとき」について、考えるのはいつかではなく今!「超高齢多死時代」の生き方と逝き方。
序章 コロナ禍から考える、人の一生(余命3カ月の患者にも影響を与えた、新型コロナという禍い;「考えなくてもいいこと」「考えても答えの出ないこと」 ほか)
[日販商品データベースより]第1章 どうする!?問題山積みの終末医療(延命治療をどこまでするか、しないかを話し合う「人生会議」;病院や施設で死ぬことができない日が、近い将来やってくる ほか)
第2章 「家族の最期」と「自分の最期」(在宅で家族を看取るために、しておくべきこと;「こんなことで困っています」と、自ら声を上げなければダメ ほか)
第3章 「死」への恐怖にどう向き合うか(人はなぜ「死」を、こわいと思うのか;生まれたときから、「最期のとき」は決まっている!? ほか)
第4章 最期を迎える前に、人間関係の整理をする(ゆるやかに死に向かいつつ、それまでの人間関係を手放してゆく;「穏やかに最期を迎えてほしい」というのは周囲の価値観の押しつけ!? ほか)
第5章 「最期のとき」を心穏やかにする、スピリチュアル・ケア(「超高齢多死時代」の日本に必要なスピリチュアル・ケア;誰の心の奥底にも存在している、スピリチュアル・ペイン ほか)
親、伴侶、きょうだい、そして自分自身――
「死」について考えることで「生」を知る
看護師・僧侶が伝えたい、逝き方と生き方
日本は世界でも有数の「超高齢社会」です。でも、その意味や深刻さを正確に理解している人は少ないのではないでしょうか?
総人口の中で65歳以上の人口が占める割合を「高齢化率」といいます。
この数字が7%を超えると「高齢化社会」、14%を超えると「高齢社会」、21%を超えると「超高齢社会」です。
ちなみに、日本が「高齢化社会」になったのは1970年のことでした。その24年後の1994年には「高齢社会」に、そのわずか13年後の2007年には「超高齢社会」にと、日本の高齢化はすさまじいスピードで進みました。
そして、2021年には29.1%まで上昇し、日本は人口の約3割が65歳以上という“超高齢大国”になりました。
さらに死亡数でいえば、これからおとずれる2040年には「1年で166万の人たちが亡くなる」と試算されています。
20秒に1人が死んでゆく「超高齢多死時代」がやってくるのです(ちなみに2021年の死亡数は、143万9809人/「厚生労働省」調べ)
この数字を見て、皆さんは何を感じますか?
日本の将来を見据えて国が勧めているのは、「在宅で死ぬこと」です。
「自宅で最期を迎える」というと、「なるほど、そのほうがいいかも」「やっぱり住み慣れた場所で最期を迎えたいよね」などと思う方もいるでしょう。
しかし国の本音は違います。身もふたもない言い方になってしまいますが、年間166万という多くの人々を病院で看取るのは医療経済的に無理。だから国は「在宅死」を勧めているのです。
とはいえ、これまで「病院で亡くなる」「病院で看取る」のが当たり前だったのに、いきなり在宅死にしようと言われても制度などのハード面、マンパワーなどのソフト面が十分に追いついていきません。
そして何より「逝く人」「看取る側」の心の準備ができていません。
その結果、あちこちで困りごとやひずみが噴出しているというのが現状です……。
(「まえがき」より抜粋)
「延命治療」「在宅ひとり死」「介護離職」……問題山積の終末医療、
「超高齢多死時代」の逝き方と生き方を考える一冊。
● 余命3カ月の患者にも影響を与えた、新型コロナという禍い
● 死ぬ場所や死因に果たして意味はあるのか
● 人間は一人で生まれ、一人で死んでゆく
● 延命治療をどこまでするか、しないかを話し合う「人間会議」
● 「病院介護」と「在宅介護」のメリットとデメリット
● 家族が余命宣告を受けたら、どうすればいいのか
● 「最期のとき」まで、お金からは逃げられない!?
● 現代医学に欠けている「死」の思想
● 「看取る側」「看取られる側」の微妙な関係
●「超高齢多死時代」の日本に必要なスピリチュアル・ケア etc.