[日販商品データベースより]
一度は命を終えた鳥たちの骨や羽を使って、再び鳥を形づくっていく。そしてその鳥に命を吹き込み、自由に羽ばたかせる。ささいなものでも、少しの想像力と尽きることのない関心があれば素晴らしい作品に生まれ変わる。もの作りに夢中になるときに誰しもが感じる、静かな興奮や感動が描かれた作品。
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自分で本物の鳥を作るということがどんなことなのか、謎かけのようなお話です。
細かい鳥の骨を集め、骨格を作るという緻密で繊細な作業を経て、次第に模型のように形ができていく鳥に、何だか自然への冒涜ではないかと違和感をもった私ですが、意外な展開に呑み込まれました。
本物の鳥になるために足りないものは何だろうと言われたら、命だと即答できるかと思うのですが、マッキンレーさんは「鳥だけが見る夢だ」と応えるのです。
確かに、本物の命を与えることはできないけれど、夢をこめることならできそうです。
夢をこめた鳥ならば羽ばたきそうです。
海辺に立つ、大きくて不思議な形で、鳥小屋のような建物の屋上に立って、少女が、自分で作った本物の鳥を大空に飛ばします。
想像力と心象風景のような世界で、受けとり方は自由ですね。(ヒラP21さん 70代以上・千葉県 )
【情報提供・絵本ナビ】