[BOOKデータベースより]
著者が苦しむ生きにくさの正体を動物行動学の視点から読み解き生き延びるための道を示唆する。
“よそ者嫌い”の進化心理学―ある本能は尊重し、ある本能は調整する
振り込め詐欺にひっかかる人が一万年前の世界では生き延びる理由―「認知バイアス」の「一〇〇人程度の集団での狩猟採集生活」における適応的意味
自分は何者なのか、心にぽっかり空いた穴―数十万年前から変化していない現代人の脳と利己的遺伝子説
なぜ〓は“キキーッ”で、〓は“ブーバー”なのか?―動物行動学からの答え
苦しいとき、動物行動学の視点から考えたこと―「『耐える』という本能は、生きることの誇るべき一部」という知見
脳という物体からなぜ意識という非物体が生じるのか―「認知世界は種によって異なる」という動物行動学の基本理論から考える
何でいろんなことがうまくいかないんだろう。
なんだか他の人とずれているような気がする。
そんなふうに悩んだことはありませんか?
それはじつは、ヒトの脳(本能)が「自然の中で100人程度の集団をつくって狩猟採集を行う生活」に進化的に適応してきたにもかかわらず、現代がその環境と大きくことなってしまったことから生まれているのではないか………。
もし、現代が100人の狩猟採集生活を送る集団だったなら、振り込め詐欺にひっかからない人は生き残っていないだろう。
ある本能は尊重し、ある本能は調整する。
行動経済学でよく使われる「認知バイアス」の「100人の集団での狩猟採集生活」における適応的意味。
数十万年前から変化していない現代人の脳と利己的遺伝子説………。
本書では、著者自身の苦しみを赤裸々に語りながら、それを動物行動学者として分析し、本能と社会環境とのズレによって生み出されている深い苦しみ、生きにくさの正体を動物行動学・進化心理学の視点から読み解き、現代を生き延びるための道を示唆します。
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