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[BOOKデータベースより]
岩波書店刊『福沢諭吉全集』の「時事新報論集」は、編纂者である石河幹明による意図的な選別のため福沢執筆社説を正しく抽出していない。福沢は日清戦争前に軍備拡大を唱えたことも、戦後に日英同盟の必要性を主張したこともない。また植民地は不要であり、朝鮮に対しては独立を支援するべきとしていた。本書は、語彙や文体を分析する「井田メソッド」により福沢真筆社説を選び直し、知られざる思想の全貌を明らかにする。
第1部 福沢諭吉はどこにいるのか(『時事新報』社説起草者判定の必要性;大正版『福沢全集』「時事論集」の判定 ほか)
[日販商品データベースより]第2部 国内問題に関する社説と福沢(宗教論―国民宗教を希求し、キリスト教国化を予言;興業論―商工立国のほかに道なし ほか)
第3部 対外問題に関する社説と福沢(清国論―貿易相手国として付き合いつつ、市民革命に期待;朝鮮論―独立国家として扱い、通商や軍事の協定を結ぶべき ほか)
第4部 福沢伝と『全集』の編纂者・石河幹明(福沢諭吉像を歪めたのは誰か;石河明子著『石河幹明伝』の意義 ほか)
『福沢諭吉全集』の「時事新報論集」は、編纂者・石河幹明による意図的選別のため福沢執筆社説を正しく抽出しておらず、長年にわたり福沢の論説を歪めてきた。本書は、語彙や文体の分析により福沢真筆社説を選び直し、本当の福沢の思想を読み解いていく。これまでの定説とは異なる、知られざる福沢の思想の全貌を解明する。