[BOOKデータベースより]
拘禁刑をめぐる素朴な問いの覚え書き
自由刑の単一化と純化をめぐる連続と不連続―2022年6月13日拘禁刑導入法の刑事政策学的意味
自由刑受刑者への処遇の義務づけ―社会復帰は義務づけの根拠たりうるか
拘禁刑をめぐる二つの議論―刑務所はどのように変わるべきなのか
資格制限としての受刑者の選挙権制限
ドイツにおける再社会化法の展開
自由刑と保安処分の異同に関する考察
「矯正」の解体―規律化から社会化さらに再社会化へ
ソーシャルワーカーが「ソーシャルワーカー」として中核を担う社会内処遇・非拘禁的措置―スコットランド・地域に根ざした役務提供と中央政府による組織化の動き
犯罪学における離脱理論の展開と論点〔ほか〕
2000年前後から、刑事司法分野では、監獄法、刑事訴訟法、少年法などで大きな改正がたびたびあった。改正にあたって、両先生は、刑事司法の改革と人道化、社会的に弱い立場の人たちの援助の視点から研究活動や発言をされてきた。本書は、志を同じくする同僚や学恩を受けた執筆者が二人の古稀をお祝いしてまとめた論文集である。
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