- 東ドイツある家族の物語
-
激動のドイツを生きた、四代のファミリーヒストリー
- 価格
- 2,750円(本体2,500円+税)
- 発行年月
- 2022年11月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784865980899
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[BOOKデータベースより]
帝政、共和制、ファシズム体制、占領体制につづいて、東西への分裂を経て統一に至るまで、六回もの体制変換が行われた20世紀ドイツ。アウシュヴィッツで殺害された共産主義者の曾祖父。フランスに亡命しパルチザンとして闘い、東ドイツではジャーナリストとなった祖父。「第三帝国」では小ナチとなり、東ドイツでは小スターリンとして生きたもう一人の祖父。ナイーヴで社会主義の理想に忠実だった母。常に東ドイツに批判的だった父。そして政治に無関心だった著者。
プロローグ 僕の祖父ゲアハルト
[日販商品データベースより]店舗の家―僕の家族
秘密―母アンネの子ども時代
確信―新聞社でのインターンシップ
告発―体制とのせめぎあい
ストリートチルドレン―父ヴォルフの子ども時代
不良少年―ヴォルフの青春
ルーツ―二人の祖父
ベルリン国立オペラ劇場―ゲアハルト一家フランスへ亡命
警告―キッチンボーイからレジスタンスへ
拷問―ゲアハルトの逮捕
敵―パルチザンへ、そして共産党員に
勝利者―ドイツ軍の降伏
玩具―ナチ党員になった父方の祖父ヴェルナー
日記―ヴェルナーの捕虜生活
痛み―ヴェルナーの帰還、そして社会主義者に
疎外―ゲアハルトとDDR国家
衝突事故―僕とDDR
異議申し立て―順応か抵抗か
同行者―アウシュビッツで死んだ母方の曾祖父
信仰告白―西ドイツへの憧れ
春の兆し―DDR体制終焉の気配
シュプレヒコール―壁崩壊前夜
ドイツでベストセラーのノンフィクションの翻訳、ついに刊行!!
「彼は自分の曾祖父、祖父母、両親、そして自分自身の歴史を、背景となるDDR(東ドイツ)、さらにその前史も対象として描き出した」(Frankfurter Allgemeine Zeitung 文芸欄・書評より)
帝政、共和制、ファシズム体制、占領体制につづいて、東西への分裂を経て統一に至るまで、六回もの体制変換が行われた20世紀ドイツ。アウシュヴィッツで殺害された共産主義者の曾祖父。フランスに亡命しパルチザンとして闘い、東ドイツではジャーナリストとなった祖父。「第三帝国」では小ナチとなり、東ドイツでは小スターリンとして生きたもう一人の祖父。ナイーヴで社会主義の理想に忠実だった母。常に東ドイツに批判的だった父。そして政治に無関心だった著者。彼らにとってドイツとは、そして社会主義国家東ドイツ(DDR)とは何を意味したのか……生き生きと描かれた家族四代の肖像。生身の人間を通したすぐれたドイツ現代史!!