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[BOOKデータベースより]
社会現象ともなった新たな演劇の息吹を、演劇評論の第一人者が時代の精神とともに検証、歴史として記録した畢竟の大作がついに完結。
文化大革命の影(昭和四十一年)
[日販商品データベースより]揺れる新劇界(昭和四十二年)
「明治百年」(昭和四十三年)
大学紛争の激化(昭和四十四年)
大阪万博の旗の下で(昭和四十五年)
揺らぐ劇団制(昭和四十六年)
日本列島改造の開始(昭和四十七年)
石油ショックと不況の風(昭和四十八年)
狂乱物価・日韓問題・田中金脈の大嵐(昭和四十九年)
第二次ベビーブームと大衆化の中で(昭和五十年)〔ほか〕
畢竟の大作、ついに完結
演劇評論の第一人者が、生涯のテーマとしてきた日本の現代演劇史を執筆するなかで、とりあえずの目標にした「昭和」最後の日までの演劇活動を記す畢竟の大作。本巻は「新劇全史」として著す全三巻のうちの最終巻で、これにより『日本現代演劇史』(全八巻)、『新日本現代演劇史』(全五巻)に次ぐ、三部作が完結した。
本巻の最大の特徴は、著者が実際に観劇し、劇評を執筆した時期と重なるため、より重層的に構成され、より生き生きと社会状況や舞台成果が反映されている点にある。具体的には中国で文化大革命が起きた昭和41(1966)年から、昭和天皇崩御(昭和64年)までの23年を記録する。
これまでの民芸・文学座・俳優座を中心とした大劇団の活動に加え、いわゆる小劇場運動が起こったのもこの時代。唐十郎率いる状況劇場や寺山修司の天井桟敷などの「アングラ」が多くの若者に支持され、別役実や井上ひさしの新しい劇作法が注目を集め、四季がブロードウェイミュージカルを次々と上演、その次の世代として野田秀樹が台頭するといった移り変わりが、資料としても実感としても得られる貴重な内容にあふれている。