この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 南米「棄民」政策の実像
-
価格:2,420円(本体2,200円+税)
【2016年05月発売】
- よくわかるEU政治
-
価格:2,970円(本体2,700円+税)
【2020年04月発売】
- 50州が動かすアメリカ政治
-
価格:3,520円(本体3,200円+税)
【2021年06月発売】
- 習近平政権の国内統治と世界戦略
-
価格:3,850円(本体3,500円+税)
【2022年10月発売】
- 『民主』台湾の未来永劫の繁栄を願って
-
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2023年10月発売】
[BOOKデータベースより]
ウクライナ戦争で露呈したロシア軍の弱さは中国軍の弱点でもある。権威主義国家による“Z侵略”を粉砕する新しい戦争の方程式!
第1章 “Z侵略”では、都市は意図的な破壊の対象にされる
[日販商品データベースより]第2章 緒戦では侵略者による「空挺堡」の確保をゆるすな!
第3章 無人機戦争の未来が呈示された
第4章 航空戦の教訓―半導体チップは、じつは「先進国軍隊のコメ」だった!
第5章 一問一答:台湾をめぐる攻防戦では「戦車」は役に立つのか?
第6章 「郷土防衛軍」に「二重装備」を持たせること
第7章 「住民の自衛」用には、特殊な「手榴弾」が役に立つ
第8章 ウクライナの戦況の変化と台湾情勢
附録 資料:平時の市民武装に関する各国の事情
ウクライナ戦争が戦場の常識を変えた!
もはや最新戦闘機も戦車も「オワコン」となった
ロシア軍によるウクライナ侵攻が戦争の常識を一変させた。ウクライナ軍が圧倒的多数のロシアの戦車や装甲車などの機甲大隊に壊滅的打撃を与えている。その背景には、アメリカやNATO諸国から送られたドローンやHIMARSなどの兵器の存在がある。ロシア軍の旧式な兵器が西側の最新兵器にまったく歯が立たないことがはっきりと証明されてしまったと言えよう。ドローンやジャベリンによって戦車はすでに「オワコン」であることが明らかになった。さらに優れた対空ミサイル網は、いかなる優秀な戦闘機にも航空優勢をとらせない実力を発揮した。こうしたウクライナの戦訓を、習近平の中国が必ず実行するであろう台湾有事に応用したらどうなるのか。ロシアからの軍事技術によって構築された中国軍の装備にはロシア軍と同様の弱点がある。しかも台湾と中国の間には台湾海峡が横たわっている。海からの楊陸はほぼ不可能。輸送船はすべてミサイルで撃沈されるだろう。空挺部隊による侵攻も補給を確保することができず、台湾上陸した中国軍は孤立して全滅するしかなくなるだろう。ウクライナの戦訓をもとに、最新の兵器技術を網羅しつつ総合的な観点から台湾有事の戦い方を検討する。