「犠牲のシステム」としての予防接種施策

明石書店
野口友康　

• 価格: 4,950円（本体4,500円＋税）
• 発行年月: 2022年10月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784750354767

内容情報

[BOOKデータベースより]

第１部　研究課題の提示（本書の概要と先行研究レビュー；本書の援用理論）
第２部　日本における予防接種施策と予防接種・ワクチン禍の歴史的変遷、健康被害者の実態と救済制度の課題（日本における予防接種施策と予防接種・ワクチン禍の歴史（第１〜第３期）；第４期（２００９年以降）の予防接種施策と予防接種・ワクチン禍の歴史―感染症罹患回避施策の復活　ほか）
第３部　予防接種施策に関する生政治・サブ政治間の言説対抗と自己免疫化システム（予防接種施策における生政治とサブ政治；ワクチン接種に関する生政治・サブ政治間の言説対抗　ほか）
結論と提言（「犠牲のシステム」としての予防接種施策）

[日販商品データベースより]

戦後日本の予防接種施策、ワクチン接種による重篤な副反応・薬害、健康被害者による四つの市民運動の変遷を振り返りつつ、日本の予防接種施策の構造的な要因を、文献・データ・各種調査および健康被害者などからの聞き取り調査と理論的視点から論証する。